本日はBMW X1(F48)のスピーカー交換作業を紹介いたします。
X1のオーナー様は熊本にお住いの方ですが、今回は熊本からお越しいただきスピーカー交換をさせていただくこととなりました。
その交換をするスピーカーはイタリアのブランド、オーディソンから発売されていますBMW専用スピーカー『APBMW K4E』です。
ということで早速作業の方に取り掛かります。
今回は最後にビフォーアフターの比較動画があります
まずはスピーカーを交換する前の状態です。
いつものBMWのようにドア上部に10cmミッドレンジスピーカー、そしてツィーターは取り付けられていない状態です。
内張を取り外すと純正スピーカーが現れます。
まずは10cmスピーカーから交換したくなるところですが、ツィーターの取り付け作業から行って行きます。
今回もサイドミラー裏側のパネル部分にツィーターを取り付けるのですが、シルバーのパネルが取り付けられているので何と無くツィーターが付いていそうな雰囲気があります。
ですが近づいて見るとやはりツルんとしたパネルでツィーターは取り付けられていません。
先ほどのパネルを取り外して新しく取り付けるパネルと並べて比較して見ました。
今までのパネルでも加工をすればツィーターの取り付けは可能ですが見た目が変わってしまいますので、純正パーツでツィーターの取り付け可能なもの、ハーマンカードンタイプのパネルを用意しました。
ツルんとしたパネルからツィーターを取り付けるためにグリルが付いたパネルに変わりますので見た目は少し変わってしまいますが、それでも純正パネルです。
違和感なく取り付けが出来て見た目の変化にすぐ慣れると思います。
先ほどのハーマンカードンパネルを裏返すとこのようになっています。
ハーマンオプション付きの車両の場合はこちらにツィーターが付いています。
そのハーマンツィーター取り付け部にオーディソンのツィーターを取り付けていきます。
オーディソンのツィーターは純正位置取り付けタイプですので見た目は非常にシンプルです。
ほぼほぼ見えないところですので良いのですが、少し物足りなさを感じてしまうのは僕だけでしょうか(^_^;)
先ほどのツィーターをパネルの裏側から取り付けます。
純正位置に取り付けるために設計されていますので綺麗に取り付けができます。
ツィーターをパネルに取り付けたらあとは車両にパネルを取り付けたらツィーターの取り付けは完了ですので、次にミッドレンジスピーカーの交換を行っていきます。
まずは純正ミッドレンジです。
こちらを交換していきますので当たり前ですがドアから取り外します。
せっかくなので外した純正スピーカーとオーディソンのスピーカーを並べて見ました。
表側を比べると色も近いですから差がほとんど無い感じに見えますね(^_^;)
ですが裏側は少し違いますよ!
まずマグネットが純正はフェライトなのに対してオーディソンの方はネオジウムマグネットです。
磁力がネオジウムの方がありますのでより強力に振動板を駆動することができます。
そしてフレームも純正が樹脂なのに対してオーディソンはアルミダイキャストですのでガッチリとした強度がありますよ!
一通り比較をしましたのであとは取り付けです。
ミッドレンジも専用に作られていますから綺麗に純正スピーカーとの入れ替えができます。
そしてあとはツィーターとミッドレンジにスピーカーケーブルを引き回し、接続をしたらスピーカー交換完了です!
スピーカーの交換が終われば最後にスピーカーに付属しているパッシブネットワークのツィーターアッテネーターとプレーヤーに内蔵されている音質調整機能を使い全体の音を整えたら完成です!
内張パネルを元通り組み付ければミラー裏のパネルの雰囲気は少し変わっていますが純正の見た目を崩すことなくスピーカー交換を行えて、音質が良くなっておりますよ!
近頃のBMWはノーマルオーディオではツィーターが取り付けられておりませんのでなんとなく暗くはっきりしない音をしてます。
そんな音では音楽を聴くことが楽しめない!という方はスピーカー交換をすることで音楽を聴くことが楽しくなりますよ(^ ^)
といった感じで BMW X1(F48)のスピーカーを純正からオーディソンに交換した作業の紹介でした!
最後にスピーカー交換前と交換後でどれくらい、どんな風に音が変わっているのか撮影をしました。
今回の作業内容は『BMW 専用スピーカー交換 ライトセット』となっております。