本日はBMW 235i にフォーカルのフラッグシップスピーカー ユートピアMのツィーターを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車はつい先日、トランクのアンプカバーを制作させていただいたのですが、その後すぐにツィーターの取り付けをご依頼いただきました。
ちなみにすでにフォーカルのK2シリーズが取り付けてある状態だったのですが、ツィーターの鳴り方を改善したいと言うことでの交換となりました。
そして取り付けるツィーターは以前、フォーカルのユートピアMを試聴したときにとても良かった!と言うことでユートピアMのツィーターになりました。
それでは早速紹介していきます。
まずはツィーターを取り付けるためのマウント制作です。
今まではツィーターを取り付けるためにハーマンカードンタイプのパネルを用意してパネル内に純正同様に取り付けをしていました。
今回もそのように取り付けが出来れば同じようにと言う話もあったのですが、サイズが大きいので多少加工が必要そうでしたし、せっかくフラッグシップツィーターを付けるなら見えるようになった方がいいかな!と言うオーナー様のご希望でミラー裏のパネル部分を加工してマウント製作して取り付けることとなりました。
ちなみに写真はほとんど形が完成している状態です。
形が出来上がったら仕上げの生地を貼り付けです。
今回は内装の雰囲気と合わせるためにレザー生地を貼り付けております。
ここで今回取り付けるツィーターの登場です。
昨年、久しぶりのモデルチェンジを行ったユートピアシリーズです。
以前のモデルもオーバルっぽい形のツィーターでしたが、今回もフレームがオーバルっぽい形となっています。
振動板素材は以前と同じくベリリウム。
ただ、形状が以前の逆ドーム型からエッジの部分が少し持ち上がって断面からみるとM型になっています。
ツィーターの裏側です。
なんてことないといえばなんてことないですが、かっこいいです!
以前、違うツィーターですが、裏側のデザインがカッコ良くてツィーターを決めた!と言う少し変わった方がおられました。
取り付けるユニットの選び方ってほんと人それぞれですよね!
ちょっと話が脱線してしまいましたが^_^;
こちらのツィーターは背圧が抜けるタイプのようでデフォルトでは背面ケースがついていません。
同梱のケースをつけるとこのようになります。
付属してくるデータを見るとケースをつける、付けないで周波数特性に変化があるようでした。
データ上、つけた方が良さそうでしたので今回はケースを取り付けております。
ちょっとお遊びで別アングルから裏側をもう1枚(^^)
マウントも出来上がっておりますので実際に車両に取り付けるとこのようになります。
アップで見るとこのように。
マウントの形はできるだけ自然なラインになるように作らせていただきました。
どうしても今までなかったものが付くので違和感は出てしまうでしょうが、可能な限り自然に作ることを心がけております。
ドアを閉めるとこんな感じの見た目です。
オーバルっぽい形なので他のツィーターとは少し形が違う分 目立ちそうな気もしますが、フレームが黒いのでいい感じにマッチしているように思います!
取り付け後はすでに取り付けてあるヘリックスのプロセッサーを使って音の調整をさせていただき、納車させていただきました!
と言った感じで、BMW 235iのサイドミラー裏にフォーカル ユートピアMのツィーターを加工して取り付けた作業の紹介でした!