![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011381-705x563.jpg)
本日はBMW M2 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はオーディオをもうちょっと良くしたいなぁ、ということでご相談にご来店いただきました。
BMWの場合はノーマルオーディオの時に高音を担当するツィーターが取り付けられていないことがあります。
こちらの車両もそうでしたので、ツィーターを追加しつつ、スピーカーの交換することがまずはおすすめとなります。
ということでスピーカー交換で新しく取り付けるスピーカーを実際に聴き比べていただきました。
その結果、あるスピーカーを選んでいただいたのですが、ちょうど欠品中ということで2番目の候補のスピーカーを取り付けることとなりました。
それでは作業を紹介していきます。
![BMWM2のドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011329.jpg)
今回はフロントスピーカーの交換ということでドアでの作業となります。
まずは作業前の状態です。
M2ですが、ドアの形状などは2シリーズと同じですね。
![BMWM2のドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011332.jpg)
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
内部の大半は防水のためのシートで覆われているので見た目的にはとてもシンプルですね。
![BMWM2のドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011336.jpg)
こちらが今回交換していくドアスピーカーですね。
いつものBMW純正10cmスピーカーが取り付けられております。
![BMWM2のミラー裏のパネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011339.jpg)
そしてこちらはサイドミラー裏のパネルになります。
ハーマンカードンなどのサウンドオプションが付いているとこちらにツィーターが取り付けられていますが、今回の車両はノーマルオーディオということでツィーターはなく、ツルッとしたパネルとなっております。
![BMWM2のドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011342.jpg)
スピーカーを交換していきますのでまずは先ほどのミッドレンジスピーカーを取り外し、
![BMWM2のミラー裏のパネルを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011345.jpg)
ミラー裏にツィーターを取り付けますのでパネルを取り外します。
余談ですが、2シリーズのこのパネル、取り付け方に少しクセがあると言いますか、外すのにちょっとコツが必要なんですよね^^;
![BMWM2のミラー裏のパネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011348.jpg)
先ほど取り外したミラー裏のパネルと新しいパネルです。
外したパネルの上にツィーターを固定する方法もありますが、そうするとどうしても取り付けました感が増します。
そこで見た目を自然に仕上げながらツィーターを追加するのにちょうど良いのがハーマンカードンサウンドオプションで採用されているパネルです。
こちらは純正パーツなので取り付けるための形状は同じです。
違いはツィーターを取り付けるためのスペースが設けられ、音が抜けるためのグリルが設置されていることです。
こちらのパネルを使えば見た目は少し変わりますが、純正オプションの見た目になりますので純正と同じといえば同じになります。
![BMWM2のツィーターとブラムのツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011351.jpg)
パネルを並べたところで次はツィーターです。
今回のパネルはツィーターも一緒に付属してきました。
なので純正ツィーターと新しく取り付けるブラムのツィーターを並べてみました。
右側がブラムのツィーターですが、純正ツィーターよりも少し小型になります。
この大きさがほとんどの車両の純正ツィーターと同じくらいか少し小さくなります。
なのでほとんどの車両の純正位置に取り付け可能となる都合の良いツィーターとなります。
![BMWM2のツィーターとブラムのツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011354.jpg)
ただ、純正よりも小さいということはそのままでは純正と同じように取り付け、固定ができません。
なので純正と同じ大きさ形状になるようにリングを作って取り付けです。
このリングをツィーターに取り付けることで純正位置に純正と同じように取り付けができるようになります。
![BMWM2のミラー裏パネルにブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011357.jpg)
先ほどのブラムのツィーターをパネルに取り付けるとこのようになります。
グリルがあるので見えにくいですが、純正と同じ位置にピッタリと取り付けできております。
![BMWM2のミラー裏パネルにブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011360.jpg)
同じような写真ですが車両に取り付けるとこんな感じに仕上がります。
これにてツィーターの取り付け作業の完了です。
![BMWM2のドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011364.jpg)
ツィーターの取り付けが終わったところで次はミッドレンジです。
先ほど取り外した部分にインナーバッフルを取り付けます。
インナーバッフルとは何?と聞かれることもありますが、簡単に言ってしまえば市販のスピーカーを車両に取り付けるためのアタッチメントのようなものになります。
こちらをバーチ積層合板を使いオリジナルで製作しております。
![BMWM2のドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011366.jpg)
インナーバッフルの取り付けができれば後はスピーカーの取り付けです。
今回はブラムのシグネチャーシリーズ 10cm の『S 100N24』です。
10cmなので小ぶりなスピーカーですが、作りもしっかりしていて良いスピーカーですよ!
![BMWM2のドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011368.jpg)
仕上げにスピーカー周りに遮音スポンジの貼り付けです。
これでスピーカー交換作業完了です!
![BMWM2のドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011374.jpg)
作業後のドア内部はこのように仕上がっております。
いつもですとさらにドア制振作業をさせていただきますが、今回はシンプルにスピーカー交換のみとなっております。
もちろん制振作業を行うことが音質アップのためにはおすすめとなりますが、今回のようにシンプルな施工も行っておりますので、ご予算が厳しい際などには制振は後から追加で施工などもできますよ。
最後の内張を元通り組み付けて、音の調整をさせていただいて作業完了です。
![BMW M2 フロントスピーカー交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2024/02/QB011381.jpg)
と言った感じで今回は BMW M2 のフロントスピーカーをブラムのS100N24に交換させていただいた作業を紹介させていただきました。