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本日は日産 NV350のスピーカー交換とパワードサブウーファーを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は最近お車を購入されたそうで、せっかくなら車内でいい音で音楽を聴けるようにしたい。ということでスピーカー交換のご相談をいただきました。

店内にて実際に取り付けるスピーカーを比較試聴で選んでいただき、今回はブラムのスピーカーを取り付けることになりました。

それでは作業の方に取りかかっていきます。

日産NV350の純正ドア内張

スピーカー交換ですのでまずは内張を取り外していきます。

日産NV350の純正ドア内部

内張を取り外すとこのようになっております。
バンタイプの車両ですのでドア形状が少し普通車と比べると違いまして、その影響かスピーカーの取り付け位置も『左下』というのは一緒ですが、なんとなく違って見えますね。

日産NV350の純正スピーカー

ドアの形が少し変わっていても取り付けられているスピーカーはいつもの日産純正でした。
こちらのスピーカーを交換していきますので、まずは取り外しちゃいます。

日産NV350の純正スピーカー取り外し

取り外すとやはりいつものように楕円の穴が開いておりました。
こちらの部分に新しくブラムのスピーカーを取り付けていきたいので、インナーバッフルを製作していきます。

日産NV350のドアにオリジナルインナーバッフルを取り付け

インナーバッフルが出来上がってドアに仮付けした状態です。
今回のインナーバッフルは純正スピーカーと同じ形状で作らせていただいて、純正スピーカーを固定していたボルトを使って固定するようにしました。
で、上の写真。インナーバッフルとボディ色が似ているのでわかりにくいかもしれませんが、インナーバッフルの内径内側にドア鉄板がはみ出しています。
この状態でもスピーカーによっては取り付けが可能ですが、ブラムのスピーカーの場合、スピーカーフレームが鉄板に当たってしまって取り付けができません。
ですので今回はこの飛び出している鉄板をカットします!

日産NV350のドア内部にスピーカーケーブルを通線

鉄板カットします!と言いつつ、その前にスピーカーケーブルをドア内部に通線しちゃいました。
今回通線したケーブルはオーディオテクニカのAT-RS110 です。

日産NV350のドアスピーカー取り付け部をカット

スピーカーケーブルを通し終えたらいよいよ鉄板カットです!
と言っても写真はカット済みの写真ですが^^;
カットする際には鉄板の切り粉が飛び散らないように可能な限り養生をしてから行ってます。
そしてカットした部分は錆が発生しにくいように黒色塗料で塗って仕上げています。

日産NV350のドアスピーカー裏をデッドニング

スピーカー開口をカットして大きくなったところでスピーカー背面部を制振していきます。
まずはレアルシルトのスタンダード版を貼り付けです。

日産NV350のドアスピーカー裏をデッドニング

そしてその上にレアルシルトの吸音・拡散材 ディフュージョンを貼り付ければスピーカー背面の制振・吸音作業完了です!

日産NV350のドアにオリジナルインナーバッフルを取り付け

スピーカー背面の作業が終われば今度は仮付けでなくしっかりとインナーバッフル を固定します。
これでスピーカーを取り付ける準備は完了ですが、その前に、

日産NV350のドアをデッドニングする前

インナーパネルの制振を行います。
まずは防水ビニールを取り外して脱脂を行った状態です。

日産NV350のドアをデッドニング

今回の内容は『サービスホール部スタンダード』ですのでサービスホールをレアルシルトのスタンダード版で塞いで、レアルシルトが浮いてくることを防ぐためにオーディオテクニカのブチル制振材で抑えています。
これで今回のドア制振作業は完了です!

日産NV350にブラムのS165N45を取り付け

これでスピーカーを取り付ける準備が全て整いましたのでブラムのスピーカー『S165N45+』を取り付けです!

ブラムの一部スピーカーは先日マイナーチェンジをしました。
マイナーと言ってもスピーカーユニットは変わらず、パッシブクロスオーバーがハイパスフィルターのみだったモデルがハイパス・ローパスが付いたパッシブに変わった。という内容でした。
そしてそのパッシブが変わったスピーカーはひっそりと末尾に『+』が付くようになっています。
ということでS165N45もハイパスのみからハイパス・ローパス両方付いたパッシブクロスオーバーに変わっています。

日産NV350にブラムのS165N45を取り付け

スピーカーを取り付けたらドアの作業は終わりですので最後に内張を組み付ければ完成です!
インナーバッフルでスピーカーの取り付けを行いましたので内張組み付け後は見た目の変化は無しです!

日産NV350のダッシュボード上にブラムのツィーターを取り付け

ドアスピーカーの交換が終わったので次はツィーターですが、
ツィーターはスピーカーケーブルをダッシュボード上まで引き回してきて、ダッシュボード上に専用のマウントを使って取り付けをさせていただきました。
このブラムのツィーターは小さいのでダッシュボードに取り付けても存在感がさりげないので良いですね!

日産NV350のナビゲーション

あとはツィーターとドアスピーカーのスピーカーケーブルをナビゲーション裏まで配線し、接続を行いました。
ちなみにパッシブクロスオーバーはナビ裏にしっかりとスペースがありましたのでナビ裏へ取り付けさせてもらってます。

これでスピーカー交換は終わりですが、もう一つ取り付けるユニットがあります。
それが低音を担当するパワードサブウーファーです!

日産NV350のバッテリーから電源取り出し

ということで、シート下にあるバッテリーから電源を取り出し、先ほどのナビから信号を取り出してきて、

日産NV350の運転席後ろにパワードサブウーファーを取り付け

パワードサブウーファー本体を運転席後ろに取り付けさせていただきました。
今回取り付けたユニットはカロッツェリアのTS-WX400DA です。
こちらは新商品発表会の時に試聴はしていたのですが、実際に取り付けたのは初めてでした。
で、取り付けた感想としましては、しっかりとした音量が出るユニットですね!
小型な部類に入りますが、これならトランクに取り付けても大丈夫そうですよ!

ちなみに、こちらのNV350ですが、後部座席がカスタムされていまして、ちょっとした応接室みたいになっていました!
こんな車で遊びや旅行に行ったら楽しそうだなぁ!って感じになってましたよ(^^)

と言った感じで今回の作業は全て終わりましたので最後に取り付けられていたナビの音質調整機能と、サブウーファーの有線リモコンを使って全体の音を整えてから納車させていただきました。

日産 NV350 スピーカー交換、パワードサブウーファー取り付け

納車の際には音質向上をしっかりと実感していただき喜んでいただけました!

と言った感じで本日は日産 NV350のスピーカー交換とパワードサブウーファーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした!

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