![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181185-705x563.jpg)
本日はトヨタ GR86 のフロントスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はお車が納車されたばかりでしたがスピーカー交換をご検討されているとのことでご来店いただきました。
お話をさせていただいたり、店内にあるスピーカーを聴き比べていただき、スピーカー交換をする際にはこのスピーカー!というのを決めていただきました。
ただ、お車も納車されたばかりということもあってか、それほど急いでいるわけでは無いのでタイミングを見て交換の依頼をしていただくことなりました。
そして少し期間を空けてスピーカー交換のご依頼をいただきましたので施工をさせていただくこととなりました。
それでは作業を紹介していきます。
![トヨタGR86のドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181133.jpg)
スピーカー交換ということですのでまずはドアから作業を行なっていきます。
ということで作業前のドアの状態ですね。
86は2ドア車なのでドアが前後に長いですね。
![トヨタGR86のドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181136.jpg)
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
ちゃんと比べたわけではないので感覚的なところですが、ドアの内張デザインや構造は以前の86と似ていますね。
一瞬マイナーチェンジだったっけ?と思ってしまいました。
![トヨタGR86のドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181140.jpg)
こちらが元々取り付けられている純正スピーカーになります。
こちらを交換していきますのでまずは取り外していきますよ。
![トヨタGR86のドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181142.jpg)
先ほどのスピーカーを取り外すとこうなります。
ここからは新しいスピーカーの取り付けです。
![トヨタGR86のドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181146.jpg)
スピーカーの取り付けの前にまずは土台となるインナーバッフルを取り付けです。
今回はスピーカー取り付け 入門コースでのご依頼ですのでカロッツェリアの木製インナーバッフルを使用しております。
![トヨタGR86のドアにパッシブクロスオーバーネットワークを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181148.jpg)
インナーバッフルの次はウーファー用のローパスフィルターを取り付けです。
今回取り付けていくスピーカーはカロッツェリアの『TS-V173S』です。
TS-V173Sのパッシブクロスオーバーはツィーター用のハイパスフィルターとウーファー用のローパスフィルターが別々になっているので取り付けの際の自由度が高くていいですね。
ちなみに適当につけている感じですが、ちゃんと内張とのクリアランスを考えて支障のない場所を選んで取り付けております。
![トヨタGR86のドアスピーカー周りをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181150.jpg)
パッシブクロスオーバーの取り付け位置が決まったら次はスピーカー周りの制振です。
オーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けております。
ただ、いつもならスピーカーの周りに貼り付けるのですが、86の場合はスピーカー周りに貼りにくかったので貼りきれなかった分はスピーカー背面部に貼り付けさせていただきました。
![トヨタGR86のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181154.jpg)
スピーカー周りの制振まで終わったらスピーカーを取り付ける準備が整いましたのでいよいよ取り付けです。
![トヨタGR86のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181159.jpg)
スピーカーの取り付け後はインナーバッフルに付属してくる遮音スポンジをスピーカーの周りに貼り付けてスピーカー取り付け完成です。
![トヨタGR86のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181195.jpg)
最後に内張を元通り組み付けてドアの作業は終了です。
![トヨタGR86のダッシュボードにある純正ツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181162.jpg)
ドアの作業が終わったら次にツィーター取り付けです。
今回は純正位置への取り付けをご依頼いただきましたのでまずはダッシュボード上に取り付けられている純正ツィーターを取り外していきます。
![トヨタGR86のダッシュボードにある純正ツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181166.jpg)
まずはパネルを取り外します。
そうすると何も残ってませんね。
86の純正ツィーターはパネル側に取り付けられていますし、こちらの車両はミッドレンジが無いタイプのシステムでしたのでパネルを取り外すと何も残らないのです。
![トヨタGR86のダッシュボードにあるカロッツェリアのツィーターを取り付けるためのパネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181129.jpg)
パネルを取り外したところで純正ツィーターの位置にTS-V173S のツィーターを取り付けても良いのですが、純正ツィーターは小型で、取り付けスペースも狭いです。
それに対してTS-V173S のツィーターは少し大きいので純正ツィーターの位置への取り付けは窮屈になってしまいます。
なので今回はミッドレンジの位置への取り付けとなります。
そのほうがスペース的な余裕もありますし、ツィーターよりもミッドレンジは車両外側にありますので音の広がりといいますいかワイド感が少しでも出しやすくなります。
ということで写真はミッドレンジ位置にツィーターを取り付けるために作ったプレートになります。
![トヨタGR86のダッシュボードにあるカロッツェリアのツィーターを取り付けるためのパネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181170.jpg)
プレートにツィーターを取り付けるとこのようになります。
TS-V173S のツィーターが前面に少し飛び出した形をしているのでツィーターの固定位置を少し奥まったところにしてみました。
![トヨタGR86のダッシュボードにTS-V173S のツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181181.jpg)
ツィーターを取り付けたパネルをミッドレンジスピーカーの位置へ取り付けるとこのようになります。
純正と同じ形状でプレートを作りましたので綺麗に収まっております。
![トヨタGR86のダッシュボードにTS-V173S のツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181199.jpg)
最後にスピーカーグリルを取り付ければ見た目は純正と変わりない状態になります。
純正位置への取り付けは音質的には少しデメリットもありますが、見た目がすっきりと取り付けできるのは良いですよね。
![トヨタGR86のオーディオ音質調整](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181206.jpg)
ツィーターの取り付けまで終わったところで今回ご依頼の作業は全て完了しましたので最後に取り付けられているナビゲーションとパッシブクロスオーバーを使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。
![トヨタ GR86 スピーカー交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/08/U6181185.jpg)
と言った感じで本日はトヨタ GR86 のフロントスピーカーをカロッツェリアの『TS-V173S』に交換させていただいた作業の紹介でした。
最後にちょっと雑談
近頃ちょっとずつ日が短くなってきましたね。
一番日が長いときは8時前くらいまでうっすら明るかったのですが、8時前にはほとんど暗くなってます。
日が短くなってきてもまだまだ暑い日が続きそうですが^^;