本日も先日から紹介しているレガシィアウトバックのオーディオ取り付け作業の紹介です。
今回はトランク部分とその他のちょっとした部分の紹介をしたいと思います。
それでは早速いきましょう!
トランクの作業ということなのですが、今回のフロント3Wayスピーカーを外部アンプを使って駆動していきますので、その外部アンプのための電源を取り出します。
今回は4チャンネルアンプを2枚取り付けていきますので、電源ケーブルを2本バッテリーに接続して電源を取り出します。
電源を取り出すこと自体はそんな大変なことでは無いのですが、レガシィアウトバックが意外とエンジンルームから車内へケーブルを引き込むのに苦労しました。
色々と悩みながらもケーブルのルートを決めて、車内に引き込もうとしたのですが、引き込もうと計画した場所がこれまたなかなかケーブルが通りにくくて苦労しました^^;
電源ケーブルはかなり苦戦しましたがどうにか車内に引き込めましたので、あとはトランクまでせっせと引き回していきます。
ケーブルがひと段落したところでお次にメガネケースのところにあるものを取り付けて欲しい。ということでそちらの作業を行っていきます。
ということで作業前の状態ですね。
加工して取り付けを行っていきますので、まずは加工しやすくするためにパネルを取り外しちゃいます。
そしてメガネケースの部分も取り外しています。
先程取り外したメガネケースの部分にある物を取り付けるためのマウントを制作です。
いきなりですが、マウント完成です。
察しのよい方はすでに何が取り付けられるのかわかるかもしれませんが^^;
あえて何を取り付けるのかは完成まで控えておきます。
ということでマウントが出来上がったのであとはマウントを先程のパネルに組み付けて、ある物を取り付けたら完成です。
そしていよいよ本日の本題であるトランクです。
まずはトランクの内装を取り除いた状態です。
そうしますとオーナー様による制振処理作業済みでした。
あまりみた事はない制振シートですがブチル系のシートがトランク底面一面に貼り付けてありました。
今回はこの部分にアンプ2枚とサブウーファーなどを取り付けていきます。
アンプなどを取り付けていきます!と言っても先程のトランクの上にボンボンと置いていくわけにはいきませんので、取り付けるための土台作りです。
まずはトランクのフラットな部分を探してMDFの板をコーキングで固定します。
そしてこの上にMDFの板を固定してその上にアンプやサブウーファーを固定していきます。
と、ちょっと余談ですが、MDFの板をコーキングでトランク鉄板部に固定しているのですが、その際に固定部分の制振シートを剥がさせてもらいました。
制振シートの上に固定しても良いのですが、高さが変わってしまったり制振シートが剥がれてしまう可能性もありますのでやっぱり鉄板に直接固定が一番です。
で、制振シートを少しですが剥がしてしまいましたので、代わりと言ってはなんですが、遮音スポンジを隙間部分に貼り付けさせていただきました。
多くの量ではありませんのでそれほど効果はないかもしれませんが、若干は静音効果があると思いますので(^^)
先程の状態からアンプを固定するスペースを作ったり、サブウーファーボックスを容量を計算しながら、固定方法やトランクの高さなどとの関係を計算しながら作ってます。
その辺の写真を全部撮り忘れて^^; 表面のボードまでひとまず完成です!
なぜ『ひとまず』なのかって?
それはアンプ1枚だけですが、表から見えるようにするための穴を開けるからです。
かなり途中の工程を飛ばしていますが、これでアンプやサブウーファーを取り付けていく準備ができましたので、ユニットを取り付けつつ、表のボードにカーペットを貼り付けつつ作業をして行ってトランクが完成となります。
これにてほぼ全ての取り付け作業が完了しましたので次回は最終回として完成篇を紹介する予定です!
どんなユニットを取り付けたのか気になっている方はぜひ次回も見てくださいね( ^ω^ )
と言った感じで本日はスバル レガシィアウトバックのトランク加工作業とメガネケースを加工した作業を紹介いたしました。
最後にちょっと雑談
今回のようなトランクの底の部分から表面の部分まで制作する作業は作る作業より設計が大変です。
1mm単位で色々な部分を測定、設計しながら作ります。
そしてデザインももちろんですが、強度や耐久性、あとはノイズの乗りにくい配線の引き回しにするためにはどのような配置にしたら良いか、とか考えることがたくさんあります。
そして2次元なら簡単なのですが、3次元で考えるのでいつも頭をフル回転です。
こういった測定、計算、設計と言ったことは好きなので楽しいですが、1日頭をフル回転させてると帰ることにはヘトヘトになってます笑