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本日は先日からの続きの作業を紹介いたします。

前回はドアの作業を紹介させていただきましたので本日はAピラーの加工になります。

前回の紹介したドアの作業はこちら↓

では早速ですが作業に取り掛かっていきます。

スバルレガシィアウトバックのAピラー

今回はAピラーを加工していきます。
ということでまずは純正の状態です。

スバルレガシィアウトバックのAピラー

Aピラーを加工していくのですが、車両についた状態では加工はできませんのでまずは取り外します。
今回のピラーは表面に生地が貼られているタイプのものでしたので

スバルレガシィアウトバックのAピラー

その生地を剥がしちゃいます。
そうするとツルツルでツヤっとした状態になりました。

スバルレガシィアウトバックのAピラー

似たような写真ばかりですが^^;
ピラーを加工するのにパテを使います。
そのパテがツルツルのピラーのままだつ付きが悪くなりますし、加工を終えた後は仕上げに生地を貼り付けるので、その生地の付きを良くするためにも表面を軽くサンディングします。
そうするとツヤがなくなりましたね。

スバルレガシィアウトバックのAピラー

サンディングというと分からない方もおられるかもしれませんが、表面を軽く削ることです。
ですのでサンディング後を近づいてみると表面が傷だらけになっています。
こうすることでパテも生地も付きが良くなります!

スバルレガシィアウトバックのAピラー加工

サンディングが終わったところでいきなりですがツィーターとミッドレンジの角度決めです。
前もっと取り付けを行うツィーターとミッドレンジユニットを固定するためのリングを切り出しておいて、そのリングをピラーに固定しております。

いろんなことをさらっと流したようになってますが、今回取り付けるスピーカー構成はピラーにツィーターとミッドレンジ、そしてドアにウーファーということで3Way構成になります。
純正で3Way構成の車両はそれほど多くはありませんので知らない方もおられたりしますが、カーオーディオをされてる方は「いつかは3Wayにしてみたい」と憧れのように言われる方もおられます。

3Wayにするとスピーカーユニットが増えますのでユニット代も増えるのはもちろんのこと、さらに取付工賃や加工代、あとはスピーカーケーブルなども必要な長さが増えますのでどうしても2Wayを取り付けるよりも高額になりやすいです。
音質のため、というのももちろん憧れる要因だと思いますが、やはり高額になりやすい、というのも憧れる要因の1つだと思います。

スバルレガシィアウトバックのAピラー加工

先程リングを固定して角度を決めましたので次はパテ盛りです!
とか言いながらいきなり形が完成しています。

リングの固定をしたらそこにパテを盛って硬化後は形を出すために削ります。
そして、1回の削りで形が出来上がれば良いのですが、なかなか1回で形が決まることはありませんのでそこから何回かパテを盛っては削り、を行っていきます。
特に今回はツィーターとミッドレンジがピラーに付きますので形も変則的になったり、削りにくかったり、というのがありますのでいつもよりパテ盛り、削りの回数が増えました。
正直、今回のピラー加工は大変でした^^;
でもその分納得できるものができたのではないかと思います!

スバルレガシィアウトバックのAピラー加工

ピラーの形が出来上がったところで最後に生地を貼り付けて完成です!
あとは車両に取り付けてスピーカーを取り付けたら完成ですが、完成の様子は最後にまとめて紹介させていただきます。

と言った感じは本日はレガシィアウトバックのAピラーを加工してツィーターとミッドレンジを取り付けるマウントを製作した作業を紹介させていただきました。

最後にちょっと雑談
ピラー製作もアウターバッフル製作もですが、パテを使って製作をする際には個人的なこだわりを持って行ってます。
ですが、以前働いていたお店で当時の先輩にこだわって作っていることを話していると「どこをこだわって、どういうふうに違うの?」と聞かれたことがありました。
もちろんこだわりの部分なので言葉にしないと伝わらないとは思いますが、言葉で伝えないと伝わらないこだわりなのかぁ、とちょっと残念に思った覚えがあります笑

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