本日は ＢＭＷ １１８ｄ のシート下ウーファーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は以前フロントスピーカーの交換とアンプ内蔵ＤＳＰを取り付けさせていただいた方です。
その時のブログはこちら↓

ドアスピーカーを交換したのでシート下ウーファーも交換お願いします！ということでご依頼いただきまして、再度入庫いただき作業を行うこととなりました。
それでは作業を紹介していきます。

ＢＭＷにお乗りの方でも時々ご存知ない方もおられますが、近頃のＢＭＷはシート下の部分に低音を担当するウーファーが運転席、助手的両方にあります。
今回はこちらの交換作業ですのでまずはシートを固定するボルトを取り外しシートを上げた状態にします。
シートがついた状態で交換ができれば良いのですが、ちょうど真下なのでシートが邪魔になり、ついた状態では交換ができません。

先程チラッと見えていたカバーを取り外しますと、ウーファーが見えてきます。
この状態で交換できれば良いのですが、とてもやりにくいのでベースごと車両から取り外して交換をしていきます。

ベースごと車両から取り外すとこんな感じになります。
車両についた状態でももしかしたら交換できるかもしれませんが、なかなかやりにくいはずです。

ベースごと取り外せばあとはベース部分からウーファーユニットを取り外します。
左側のベース部分は再利用して右側のウーファーユニットを新しいものに交換していきます。

せっかくですので新しく取り付けるウーファーと並べてみました左が純正品で右が新しく取り付けるオーディソンのものになります。
以前の作業でドアにオーディソンのスピーカーを取り付けさせていただきましたので合わせる形でオーディソンをお選びいただきました。
オーディソンのウーファーはＢＭＷ専用品となっておりますのでフレームの形状は純正とほぼ同じとなっております。
真ん中に見えている突起部分は純正お、オーディソンともにマグネットとなっています。

裏返すと違いが出ていました。
ＢＭＷ純正はたまにあるのですが、１６cmくらいの振動板のモデルがあります。
今回もそのモデルでした。
フレームは２０cmに対応しているのですが、時々少し小さいものがついています。
それに対してオーディソンは２０cmの振動板となっております。裏からは見えにくいですけどね(^^;;
そして振動板の向いている方向も純正は下向き、オーディソンは上向きとなっています。
純正も２０cmの場合は上向きなのですが、１６cmになると下向きになります。
この辺りの分け方もよくわかりません・・・

スピーカーの面と裏を見比べてみたところでウーファーをベースに取り付けです。

あとはベースごと車両に取り付ければこのようになります。
最終的にカバーを取り付けるので見えなくなりますがいい感じに収まってくれています。

あとはカバーを取り付けてシートを元の状態に戻せば作業完了となります。
最後に以前取り付けさせていただいたＤＳＰを使って音の調整をして完成です。

と言った感じで本日はＢＭＷ １１８ｄ のシート下ウーファーをオーディソンのウーファーに交換させていただいた作業を紹介いたしました。

最後に補足ですが、オーディソンのＢＭＷ専用シート下ウーファーは２Ωモデルと４Ωモデルがあります。
ＢＭＷのシート下ウーファーは２Ωモデルと４Ωモデルがありますので純正のインピーダンスに合わせたモデルを選ぶのが基本となるはずです。
ですが、今回はオーナー様が「少し下品なくらい低音がなっている方が好き」ということでしたので２Ωモデルをお選びいただきました。

逆のパターンで２Ωがついていたとしても低音の鳴りを抑えめにしたい場合には４Ωモデルを選ぶ、という選択肢もありかと思います。