昨日の夜は福岡は台風が通過しており、風が強かったです!
最近は台風が来る!と言っても福岡はほとんど影響がなかったり、来なかったりしていましたが、今回はしっかりと台風らしい天気になっていました。
そんな台風が過ぎ去った本日は BMW 220i(F22)のスピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様からスピーカーを交換したいとご相談をいただきましたので、いつものように試聴ディスプレイにてスピーカーを聴きくらべをしていただき、ブラムのスピーカーを取り付けることに決定しました。
ということで早速スピーカー交換を行っていきます。
まずはいつものように内張りを取り外すところから始めます。
スピーカーはノーマルのままですのでミラー内側の三角パネルの部分は何もないパネルですね。
内張りを取り外すとよく見る純正スピーカーが現れます。
ドア上部の10cmスピーカー交換とサイドミラー内側パネルにツィーターを取り付けますのでまずは両方とも取り外します。
スピーカーを取り外しましたのでまずはスピーカー裏側に吸音材を貼り付けから行っていきます。
ということで、まずは貼り付ける前の何もない状態です。
ここを綺麗に清掃したのち、
レアルシルトの吸音材、ディフュージョンを貼り付けます。
ディフュージョンは吸音する素材ですが、板チョコのような独特な形状で音を拡散しますので、1つで2役の部材となっています。
そして写真ではすでに装着済みですが、ディフュージョンを貼り付けた後はスピーカーを取り付ける土台部分となるインナーバッフルを取り付けています。
インナーバッフルの取り付けまで終わればお次はスピーカー周りのデッドニングです。
スピーカーの周りを中心にオーディオテクニカの制振シートを貼り付けております。
もちろん一番のオススメはドア全面制振ですが、スピーカー周りだけでも効果はありますよ!
ドア制振作業まで終わったところで次にツィーター取り付けを行います。
今までは左側の何もないパネルでしたが、この部分にツィーターを取り付けるためにBMW純正パーツ、ハーマンカードンオプション用のパネルを取り寄せて、こちらにブラムのツィーターを取り付けていきます。
取り寄せたハーマンカードンパネルにツィーターも付いてきましたので新たに取り付けるブラムのツィーターと並べてみました。
外形はほとんど同じなのですが、ブラムの方がわずかに小さいです。
このままではブラムのツィーターを取り付けてもガタガタと動いてしまいますので、外形を同じ大きさにするアタッチメントリングを取り付けます。
リングを取り付けるとこうなります。
これで外形が同じ大きさになりますので、BMW純正パネルにぴったりと取り付けが可能になります。
実際に取り付けるとこうなります。
スピーカーグリル越しですので見えにくいですが、ぴったりと取り付けが出来ております。
実際に車両に取り付けるとこんな感じです。
ツィーターがドアに付いたところで次にハイパスフィルターの準備をします。
今回取り付けを行うブラムのS100N24はパッシブネットワークではなく、ツィーターのハイパスフィルター用にコンデンサーが付属しています。
10cmスピーカーの高域は自然減衰に任せて、ツィーターにハイパスフィルターのみの設計となっています。
コンデンサーのみで付属してきますので、スピーカーケーブルを加工し直列に接続します。
ハイパスフィルターの準備が出来たら車両ドアに取り付けです。
合わせてドアの10cmスピーカーも取り付けております。
スピーカーの取り付けまで終わりましたので最後に内張りの制振(デッドニング)です。
内張りを綺麗にした後に共振しやすい場所を選びオーディオテクニカの制振シートを貼り付けております。
内張り制振まで終われば後は内張りを元通り組み付けたらスピーカー交換作業完成です!
ドア内部10cmスピーカーはインナーバッフルでの取り付けですので交換後も純正の見た目が変わることはないです。
ツィーターの取り付けはパネルを交換しますので多少見た目は変わりますが、純正パーツを使っていますので違和感なくツィーターの取り付けが出来ています。
そしてチラッとツィーターの縁部分のシルバーが見えますね!
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えたらスピーカー交換作業全て完成です!
今回取り付けを行いましたブラムのスピーカーは近頃とても人気のスピーカーとなっております。
BMWノーマルオーディオの音質に物足りなさを感じておられる方はお気軽にご相談くださいね!
試聴機を置いておりますので実際に聴き比べが出来ますよ〜(^-^)