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ここ2、3日天気は良くても暑いのは日中くらいとなって、だいぶ過ごしやすくなりましたね。
やっと秋が近づいてきたのかな?と言った感じです。

そんな本日はホンダ ステップワゴンのスピーカー交換作業を紹介します。

こちらのオーナー様は以前からカーオーディオをされてられて、近頃お車を乗り換えられたので新しいお車にスピーカーを取り付ける作業となりました。
お車乗り換えの際に良くあるパターンとしてはオーディオ一式取り外して新しいお車に取り付けるのですが、今回はオーディオシステムをリセットしたいとのことで、新たにスピーカーを購入していただき交換作業となりました。

それでは早速スピーカー交換作業を行っていきます。

ステップワゴン純正スピーカー

まずはドア内張りを取り外して純正スピーカーとご対面です。
ホンダの純正スピーカーはちょっと変わった取り付け方で、ボルトはスピーカー上部の1点のみ。あとはスピーカー下部に爪が2か所あって引っかかるように取り付けられています。

ステップワゴンにオリジナルインナーバッフル取り付け

その純正スピーカーを取り外して新しいスピーカーを取り付けるためにオリジナルで製作したインナーバッフルを取り付けます。
ちなみに間の写真がだいぶすっ飛んでますが^^;
純正スピーカーを取り外した後にスピーカーホールの鉄板をカットしてスピーカー背面の開口を大きくしています。

シナアピトン製オリジナルインナーバッフル

ちなみにインナーバッフルは通常のMDFではなく、シナアピトン積層合板で製作しております。
久しぶりにシナアピトンでインナーバッフルを作りましたけど、相変わらず硬くて加工が大変でした。
その分、ビスの掛かりもしっかりとしますし、強度抜群でオススメの材料です!

ステップワゴンにG300のミッドバススピーカー取り付け

インナーバッフルがドアに付けばあとはスピーカーを取り付けです。
今回取り付けるスピーカーは、ダイアトーンのエントリースピーカー DS−G300 です。
エントリーとは言いましたが、80,000円ですのでミドルクラスくらいの価格になります。
エントリーモデルでも音質はダイアトーンらしくクリアでつながりが良く、気持ちのいい音がしますよ!
そしてG300は以前のモデルに比べて低音が鳴りやすくなっていますのでよりオールラウンダーなスピーカーとなっています。

これでドアスピーカーの交換は終わりましたのでお次にツィーターです。

ステップワゴンのAピラーにダイアトーンのツィーター取り付け

ツィーターはコストを抑えながらも音質を追求するためにG300のツィーターマウントを使ってAピラーへ取り付けております。
さすがに付属のマウントですのでベストな角度にはならないですが、かなり良い角度でツィーターを取り付けることができました。

と言った感じでスピーカー交換作業完成です!

今回のスピーカー交換作業は限られた時間でバタバタと作業させていただきましたので、いつもより写真が少なくなってます^^;
ということで取り付け内容を少し補足いたします。

まずはメインユニット。

カロッツェリアの楽ナビ

カロッツェリアの楽ナビ8インチモデルのAVIC-RL910 です。
楽ナビは今年の夏にモデルチェンジをして画質が非常に綺麗になりました。
ただ、サイバーナビのようにネットワークモードはないので、2Wayスピーカーをマルチで鳴らすことができません。
そこで最適なのがダイアトーンのDS−G300の付属パッシブネットワークです。

ダイアトーンDS−G300の付属パッシブネットワーク

G300の付属パッシブネットワークはツィーター用のハイパスフィルターとミッドバス用のローパスフィルターが独立しており、1アンプ1スピーカー接続をするバイアンプ接続に対応したパッシブネットワークです。

ダイアトーンDS−G300の付属パッシブネットワーク

ということで今回はバイアンプ接続でスピーカーを接続しております!
詳しく言うと、楽ナビのフロント出力をドアのミッドバススピーカーに接続し、リア出力をツィーターへ接続しております。
楽ナビにはタイムアライメント機能がありますので、ネットワークモードでなくてもバイアンプ接続をすることで個別にスピーカー出力タイミングのコントロールができるようになり、ダッシュボード上に綺麗な定位感や奥行きを再現できるようになります!

あとは楽ナビ・パッシブネットワーク・スピーカーをつなげているスピーカーケーブルですが、

オーディオテクニカスピーカーケーブル

オーディオテクニカのミドルクラススピーカーケーブル AT−RS180DとAT−RS180Pを組み合わせて接続しています。
180Dの方をツィーターの接続に使用し、180Pの方をミッドバスの接続に使用しています。
後々アンプ内蔵プロセッサーを取り付けるかもしれないとのことでしたので、ケーブルを長めに用意し、プロセッサーを取り付ける際にケーブルを新たに引きなおしたり、継いだりが無いようにしております。

と言った感じで、ステップワゴンオーディオ計画の第一弾としてまずはスピーカー交換作業でした!
今後もゆっくりながらシステムアップをしていきたいそうなので、楽しみながらシステムアップしていきましょうね(^-^)

ホンダ ステップワゴン スピーカー交換作業。ダイアトーンDS−G300

最後になりましたが、ダイアトーン DS−G300 の音質の感想をちょこっと。
ダイアトーンスピーカーの『G』シリーズはツィーターとミッドバスが同じ素材で作られていることが特徴で、それにより音色の統一感が非常に高く、特に中域から高域にかけての音のつながりと伸びやかさが良いのが特徴です。

G300も同じように音色の統一感と伸びやかさはとても良かったのですが、今回一番びっくりしたのが奥行き感です。
今回はスピーカー交換とスピーカーケーブル交換くらいでドア制振(デッドニング)など行っていないのに綺麗に奥行き感が出ていました。

今後、ドア制振とかツィーターを加工取り付けなどしたらもっと良くなるんじゃないかと楽しみになるスピーカーでしたよ!

当店ではG300の試聴機を置いていないので実際に試聴することはできませんが、オススメのスピーカーですよ〜!

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