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本日はメルセデス・ベンツ GLA250 のスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介させていただきます。

こちらのオーナー様は純正オーディオの状態からもう少し音質向上させたい。ということでスピーカー交換のご相談をいただきました。
ご来店の際に大まかなお話をさせていただいて、その後はメールにて何度か内容の提案や見積もりなどをさせていただいて施工内容を決定していただきました。

それでは作業に取り掛かっていきます。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内張

今回の作業はスピーカー交換になりますのでドア内張を取り外すところから作業がスタートです。
ということでまずは内張を取り外す前のドアの状態です。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内部

先程の内張を取り外すとこの様になっております。
ドアのほとんどの部分が樹脂パネルで覆われていますね。
そしてその樹脂パネルにドアスピーカーが取り付けられていました。

メルセデスベンツGLA250のフロントドアスピーカー

こちらがドアスピーカーになります。
このドアスピーカー、固定方法がだいぶ変わっています。
というのが、スピーカーの裏側から樹脂パネルとリベットで固定されています。
ですので正式なスピーカーの取り外しはドアのほとんどの部分を占めている樹脂パネルを取り外して行うことになります。
ですが、そうなりますとなかなか大変な作業となりますので、今回はスピーカーを壊す形で表側から取り外させていただきました。

メルセデスベンツGLA250のフロントドアスピーカーを取り外し

先程のスピーカーを取り外すとこの様になります。
スピーカーは壊す形となりますが、壊すのはスピーカーだけですので取り付け部はダメージがほとんどなく取り外しができます。

メルセデスベンツGLA250のフロントドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

純正スピーカーの取り外しが無事に終わりましたのでそこにインナーバッフルをオリジナルで制作してスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『TS-F1740S』をお選びいただきましたのでしっかりと取り付けております。
これにてドアスピーカーの交換完了です。

お次はツィーターを交換していきます。

メルセデスベンツGLA250の純正ツィーターとカロッツェリアのツィーター

今回のツィーター取り付けは純正位置へのご希望でしたので純正ツィーターが取り付けられているミラー裏のパネルを取り外しております。
そして今回取り付ける『TS-F1740S』と並べてみました。

メルセデスベンツGLA250の純正ツィーターとカロッツェリアのツィーター

先程のミラー裏パネルを分解して純正のツィーターを取り出しました。
そしてカロッツェリアのツィーターもマウントがついた状態では取り付けができませんのでマウントを分解してツィーター本体だけの状態にしております。
この状態で純正位置へカロッツェリアのツィーターを取り付けていきます。

メルセデスベンツGLA250のミラー裏パネルにカロッツェリアのツィーターを取り付け

実際に取り付けるとこんな感じになります。
純正のツィーターとカロッツェリアのツィーターのサイズがほとんど同じでしたので綺麗に取り付けが出来ております。

メルセデスベンツGLA250のミラー裏パネルにカロッツェリアのツィーターを取り付け

先程のパネルを再度ドアに取り付けるとフロントドアスピーカー交換が完了です!
後は内張を元通り組み付けていくのですが、その前にもうひと作業行います。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内張裏側

それがドア内張の制振作業になります。
ということで内張を裏返した状態です。
純正で吸音のためと思われるフェルトが取り付けられていました。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内張裏側

フェルトがある状態では制振シートの貼り付けができませんので一度横にどかしておきます。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内張裏側をデッドニング

そして共振しやすそうな場所を選んで部分的に制振シートを貼り付けます。
これでドア内張の部分制振作業が完了です。

メルセデスベンツGLA250のフロントドア内張裏側をデッドニング

制振シートの貼り付け後はまたフェルトを元に戻してから、

メルセデスベンツGLA250のフロントドアスピーカー交換

内張をドアに組み付けたらフロントドアスピーカー交換作業の完了です!
取り付けは純正位置へ行いましたのでスピーカー交換後は見た目が変わらずスッキリです。
輸入車にお乗りの方は見た目が変わることを嫌われる方が多いので、見た目が変わらずスピーカー交換ができるのは良いですよね。

いつもならこれで作業完了ですが今回はもうひと作業ご依頼いただきました。

メルセデスベンツGLA250のリアドア内張

リアドアにツィーターの取り付けです。
というのが、こちらのお車はリアドアにツィーター取り付け位置があるのですが、ツィーターが取り付けられていません。
オーナー様はそのことが気になっておられたので合わせてツィーターの追加をご依頼いただきました。

メルセデスベンツGLA250のリアドア内張

ということでリアドアの上部の純正位置へツィーターを取り付けていきます。

メルセデスベンツGLA250のリアドア内部

先程のリアドア内張を取り外すとこの様になっております。
形状は違いますが、構造的な部分はフロントと同じ様な感じになっていますね。

メルセデスベンツGLA250のリアドア内部

ツィーターを取り付けるのは内張側になりますので内張を裏返して作業を行います。
元々はツィーター取り付け位置はあるのですが、ツィーターがありませんのでツィーターの場所にはスポンジが取り付けられていたました。

メルセデスベンツGLA250のリアドア内部

当たり前ですが、ツィーターを取り付けていきますのでスポンジは取り外してしまいます。

カロッツェリアのツィーター

ここで取り付けるツィーターの登場です。
フロントと同じカロッツェリアの『F』シリーズのツィーター単体モデル『TS-T440』です。
こちらも一つ前のモデルになりますが、まだ販売されている時期に取り寄せておりました。

カロッツェリアのツィーター

ツィーターは取り寄せた際には先程のようにマウントが取り付けられているのですが、純正位置へ取り付けるにはマウントは邪魔になりますので取り外してツィーター本体だけの状態にします。
この状態にするときに壊して取り出すと思われている方もおられますが、きちんとバラせるように作られていますのでご安心ください。

メルセデスベンツGLA250のリアドアにカロッツェリアのツィーターを取り付け

先程のツィーターを純正位置へ取り付けるとこの様になります。
この状態でも固定は出来ているのですが、少し心配でしたので

メルセデスベンツGLA250のリアドアにカロッツェリアのツィーターを取り付け

スポンジテープを貼り付けて補強しておきました。
これでツィーター本体の取り付けは完了です。

メルセデスベンツGLA250のリアドアにカロッツェリアのツィーターを取り付け

ツィーターを取り付けただけでは鳴らすための信号がありませんのでドアスピーカーより割り取ってパッシブクロスオーバーを介してツィーターに接続してリアドアの作業も完了です!

メルセデスベンツGLA250のオーディオ音質調整

リアドアのツィーター取り付けまで終わったところで今回ご依頼の作業は全て完了致しましたので最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。

納車の際にオーナー様に音の変化を確認していただいたのですが、オーナー様の思っていたよりもしっかりと変化をしていたようで喜んでいただけました。

メルセデス・ベンツ GLA250 スピーカー交換

といった感じで本日はメルセデス・ベンツ GLA250 のフロントドアスピーカー交換とリアドアにツィーターを追加させていただいた作業の紹介でした。

最後にちょっと雑談
本日も新規のお客様が来られて、作業のご予約をいただきました。
年明けは流石に新規のご予約が少し落ち着くかな、と思っていたのですが、思っていたよりは多くご予約をいただいている感じです。
ただ、ただいま作業のご予約を大変多くいただいておりまして、作業までの待ち時間がとても長くなってしまっております^^;
具体的にいつ頃になるのか、というのはあえてここでは書きませんが、新規でご予約いただく方のほとんどが驚かれる待ち時間となっております・・・
ということで、もし作業のご依頼をお考えの方はお早めにご相談いただけますとご希望の日程で作業させていただけける可能性が高くなりますのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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