本日はマツダ CX-8 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はもう少しオーディオの音質を良くしたいということでご相談をいただきました。
であればまずはスピーカー交換を!ということで店内にてスピーカーの聴き比べをしていただき取り付けていくスピーカーを選んでいただきました。
聴き比べの結果、モレルのスピーカーを気に入っていただきましたので取り付けさせていただくことになりました。
それでは作業を紹介していきます。
フロントスピーカーを交換させていただきますのでまずはドアから作業を開始していきます。
ということでまずは作業前の状態です。
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
近頃のマツダ車は樹脂パネルでドアの半分以上が覆われている状態ですね。
そしてこちらが純正スピーカーになります。
樹脂パネルに樹脂フレームのスピーカーが取り付けられているので一体感がありますが、もちろんスピーカーだけ取り外しが可能です。
先ほどのスピーカーをモレルのスピーカーに交換していきますのでまずは取り外してしまいます。
そうするとこんな感じになります。
純正スピーカーの取り外しができたところでここからはモレルのスピーカーを取り付ける準備を行なっていきます。
まずはスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けます。
ちなみに使用しているインナーバッフルはカロッツェリアの木製インナーバッフルなのですが、購入したままの状態でモレルのスピーカーを取り付けると内径が小さくフレームが干渉してしまいます。
なので内径を拡大してモレルのスピーカーを綺麗に取り付けできるように加工しております。
インナーバッフルを取り付け終えたら次はスピーカーの周りに制振シートを貼り付けていきます。
今回の作業はスピーカー取り付け入門コースとなっておりますのでスピーカー周りにオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けさせていただいております。
スピーカー周りの制振作業まで終わったところでいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はモレルのエントリークラススピーカー『マキシモ ウルトラ 602 MkII 』を取り付けさせていただきました。
スピーカーを取り付け後はカロッツェリアのインナーバッフルに付属している遮音スポンジをスピーカー周りに貼り付けてドアスピーカー交換作業は完了となります。
最後に内張を元通り組み付ければドアの作業は終わりです。
ドアの作業が終わったところで次はツィーターの交換です。
今回は純正ツィーターと同じ場所へモレルのツィーターを取り付けてほしい。というご依頼でしたので取り付けていきます。
ちなみにCX-8の純正ツィーターはAピラーに取り付けられています。
こちらを交換していきますのでまずはAピラーを取り外して純正ツィーターが見えるように裏返しました。
そうしたら写真のようにピラーの裏側に固定されていました。
早速純正ツィーターを取り外しましたのでまずはモレルのツィーターと並べてみます。
そうすると新しく取り付けるモレルのツィーターの方が一回り大きいですね。
純正と同じサイズや一回り小さいと取り付けしやすいのですが、大きいのでそのままではピラーへの取り付けはできませんでした。
なのでピラーの方を少し加工させていただき純正位置へ取り付けました。
どうにか綺麗に取り付けができたと思います。
先ほどの状態でも固定はしているのですが、1種類の固定方法では少し不安でしたのでさらにスポンジテープで固定しました。
2重に固定することで安心感が増しますし、スポンジテープで押さえていると万が一ツィーターが外れてしまってもカタカタ異音がするなどの心配も少なくなります。
ピラーにツィーターを取り付けることができましたのであとはピラーを車両に取り付ければツィーターの交換作業も完了です!
ツィーターの交換まで終わればスピーカー交換作業は完了なので最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただきました。
と言った感じで本日はマツダ CX-8 のフロントにモレルのスピーカーを取り付けさせていただいた作業を紹介いたしました。
最後にちょっとお知らせ
明日(8月25日木曜)は所用のため店を休ませていただきます。
明後日(26日金曜)からは通常通り営業しておりますのでよろしくお願いいたします。