本日は マツダ ロードスター のボンネット静音作業を紹介いたします。

オーナー様はロードスターに乗り換えられてから、ちょっとした音ではあるそうなのですが、とても気になる音がしていたそうです。
そのことを購入先のディーラーに相談されたら、エンジンの載せ替えまでしていただいたそうなのですが、その気になる音は改善しなかったそうです。
エンジンを載せ替えても改善しないということはロードスター特有の音なのかな、といことでその音が少しでも気にならなくなるのなら！とボンネットの静音作業をご依頼いただきました。

ということで作業に取り掛かっていきます。

ボンネットに対して静音作業を行っていくのですが、もちろん見えない部分、ボンネットの裏側に施工しますので、まずはボンネットオープン！
ボンネット裏側の黒いカバーの下に施工していきますので、まずはカバーを取り外すところからスタートです。

カバーを取り外すとこのようになっております。
元々はこのカバーはなかったそうですが、少しでも静音の効果があるのなら！という希望を持って後から取り付けてもらったそうですが、期待したほどの効果はなかったそうです^^;

静音作業の基本は制振。振動を抑制することですからまずは制振材を貼り付けております。
今回は少しでも静かになる可能性があるのなら、ということで制振材をいつものスタンダードのものからハイグレードタイプの『ＳＣ－ＭＬＥＸ－２.０』をお選びいただいております。
通常はこんなに貼り込まないのですが、エンジンの載せ替えをするほど悩まれていたということと、ロードスターが他の車種とボンネットの構造が少し違いましたのでしっかりと貼り込ませていただきました。

制振材を貼り終えたらお次に吸音材を貼り付けていきます。
制振材だけでも効果はありますが、その上に吸音材を貼り付けることで中・高音をより静かにしてくれる効果があります。

最後にもともと取り付けてありましたカバーを取り付けて作業完了です！

と言った感じでロードスターのボンネット静音作業を紹介させていただきました。

納車の際にアイドリング時だけの確認ですが、以前より気になっていた音が低減していたそうで、喜んでいただけました。

正直に申しまして静音作業はノイズを完全に聞こえなくすることや、ノイズを激減させることは出来ません。
（ちなみに『激減』とは体感的なものですので個人差があります）
ですが、施工を行うことで確実にノイズを低減することは出来ます。
エンジン音やロードノイズ、あとは雨の日のルーフの響きなどが気になっている方はお気軽にご相談くださいね( ^ω^ )

最後に少しお知らせです。
今度の日曜（６月２７日）は所用のためお休みさせていただきます。
急なお知らせですが、よろしくお願いいたします。