本日は常連さまのマツダ CX−3 にフラックスのパッシブネットワークを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします!
こちらのお車はドイツのブランド、フラックスのリファレンスシリーズの2Wayスピーカーをレインボーのプロセッサーを使ってデジタル調整し、2Wayマルチ + サブウーファー というシステムで音楽を楽しまれていました。
まさに今時のシステムといった感じなのですが、そこに今回はパッシブネットワークを付けるという作業です。
『プロセッサーつけてたらパッシブいらないでしょ』とか『今更パッシブ?』といった声が聞こえてきそうですが、パッシブにはパッシブの良さがあって、パッシブでしか鳴らせない音というのもあります。
(この違いはどっちが優れているというより、どっちが好きかという好みの違いになると思います)
ということで取り付けました!
フラックス リファレンスシリーズのパッシブネットワークはバイアンプ対応のパッシブネットワークですのでもちろんバイアンプ接続です。
プロセッサーがあってバイアンプでの接続を行えばクロスオーバーはパッシブにお願いする形になりますが、タイムアライメントは引き続き使えますので、しっかりとした定位感を出すことができます。
これにてパッシブネットワークの取り付けは完了なのですが、パッシブの注文と同時にアンプの修理もご依頼いただいていたので、後日修理から帰ってきたアンプの取り付けもさせていただきました。(上に写真に写っているイメージダイナミクスのアンプは アンプが調子が悪い間の代替え的に取り付けていたものです)
修理から帰ってきて取り付けたアンプはこれまたドイツのブランド、イートンのPA−800.4 です。
すでに生産終了していますが、ダンピングファクターが高く、歯切れの良い音を奏でる良いアンプです!
イートンのPA−800.4にてフロント2Wayを、2チャンネルのPA−560.2でサブウーファーを鳴らす構成になっています。
そして右上にいるのがレインボーのプロセッサーです。
イートンのアンプを取り付ける際にパッシブネットワークをアンプの横からトランク上部に移設しました。
というのも、フラックスのパッシブネットワークは調整機能が他のパッシブに比べて豊富にありますので調整がしやすい位置に動かさせていただきました。
普通のパッシブネットワークはツィーターのアッテネーター(レベル調整)くらいしか調整項目はないのですが、リファレンスのパッシブはクロスオーバーのスロープ特性なども変更できるようになっているので、ツィーターとミッドバス合わせて6ヶ所調整箇所があります。
これにてパッシブネットワークの取り付けと、アンプの交換作業が完了ですので、最後に音質の調整なのですが、このパッシブネットワークがなかなか調整の選択肢が多く、当日音を追い込みきれなかったので 仮で合わさせていただき、後日ゆっくりと調整させていただくこととなりました。
と言った感じで、パッシブネットワーク取り付け作業の紹介でした(^ ^)