本日は ホンダ N-VAN のフロントドア静音作業とシート下にサブウーファーを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前フロアやボンネットなどの静音作業をさせていただいた方で、今回は追加で静音作業のドアとシート下へアンプ一体型のパワードサブウーファーの取り付けをご依頼いただきました。
ちなみに前回の静音作業のブログはこちらです↓
それでは早速作業を紹介していきます。
まずはドアの静音作業から行なっていきます。
先程の内張を取り外すとこのようになっております。
今回は直接関係ないのですが、スピーカーは純正オプションのアルパインスピーカーに交換されていました。
今回は今見えている鉄板部分へ静音作業を行なっていきます。
ということでまずは内張で隠れる部分に制振シートを貼り付けていきます。
この作業の効果としては振動抑制シートを貼り付けることで鉄板が振動しにくくなり、鉄板の鳴きが少なくなります。
そしてサービスホール(大きな穴)を塞ぐことで外からの音が直接通り抜けるのを防ぎます。
もちろん完全に防ぐことは出来ないですが何もないよりは遮音効果が高まります。
そして鉄板部分に制振シートを貼り付けることで鉄板自身の遮音能力を高めることになります。
上記のような効果から施工したドアを通過して車内に入り込むノイズを減らすことが出来ます。
制振シートを貼り付けた後はその上から吸音シートを貼り付けていきます。
制振シートは低音から高音まで広い帯域でノイズを減らす効果がありますが、この吸音シートは中・高音に効果があります。
この部分に遮音シートを貼り付ける方法もあるのですが、遮音シートは弾力があるものが多く、厚みの少ない軽自動車に貼り付けると場合によっては内張が干渉してうまい具合に組み付けができなくなることがありますので今回はやわらかい吸音シートにしました。
吸音シートを貼り付ける効果としましては制振シートを貼り付けた鉄板部分と内張の間で反射している音を早く減衰させることができるようになります。
結果として不快な音を抑える効果があります。
と言った感じでフロントドアの静音作業の完了です。
後は内張を元に戻して左側も同じように施工をして完成です。
静音作業が終わったところでお次にサブウーファーの取り付けです。
まずはバッテリーから電源の取り出しです。
パワードサブウーファーの場合は車内電源から取り出しても大丈夫なモデルもありますが、やっぱりサブウーファーはバッテリーから電源を取り出したいですよね。
電源を取り出したらナビゲーションから信号を取り出してシート下まで敗戦していきます。
今回はナビがサイバーナビでしたのでRCAケーブルで信号を取り出し接続しております。
そして取り付けたサブウーファーはカロッツェリアの『TS-WH500A』です。
N-VAN の運転席下はしっかりとした空間がありましたので難なく取り付け完了です。
これで今回ご依頼いただきました作業は全て完了致しましたので最後にサイバーナビで音質調整をさせていただき、納車させていただきました。
と言った感じで本日は ホンダ N-VAN のドアに対する静音作業と運転席下にカロッツェリアのパワードサブウーファーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした。