
本日はトヨタ プレミオ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前、カー用品店にてスピーカーを効果されて、デッドニング等をご自身で施工されていたそうなのですが、今一つ納得がいかないと言いますか、もうちょっとよくしたいということでご相談にお越しいただきました。
もうちょっと音をよくする手段としてスピーカー交換を検討されておられましたので、店内の試聴ディスプレイにてスピーカーの聴き比べをしていただき、交換するスピーカーを選んでいただきました。
ということで作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。
オーナー様が音質のためのデッドニングもされていましたが、静かにするための施工もされておられましたのでちょこちょこと色々なものが貼り付け施工されていました。

先程の内張を取り外すと内部はこのようになっておりました。
全面に対する制振ではないものの、サービスホールは塞がれていましたし、内張と鉄板が当たる部分にはスポンンジテープが貼ってあったりとなかなか手の込んだ感じで施工されていました。

そしてこちらが今回交換していくスピーカーです。
カロッツェリアのCシリーズスピーカーが取り付けられていました。

そしてインナーバッフルは金属製。こちらもしっかりとしたものを選ばれていたみたいですs。

金属バッフルは使用可能なら再利用したかったですが、今度取り付けるスピーカーは海外製のため相性が悪く、今回は使用しません。
ということで取り外してすっきりとした状態とします。

そしていきなりですが、ブラムのシグネチャーシリーズ『165 S45』を取り付けです!
こちらは今年の初めにに新しくなったシリーズです。
振動板はパッとみた感じ変更はなさそうですが、フレームデザインが変わっていますね。
以前のモデルのデザインが嫌いというわけではないのですが、変わった膨らみのある形状で、ちょっと不思議に感じていましたが、今回のデザインは凹凸はありますが少しだけなので綺麗に見えますね。
そしてフレームの裏側がだいぶ変わり、取り付け性が上がって裏側の空気の動きも良さそうな形状となっております。

仕上げにスピーカー周りにスポンジを貼り付けてスピーカー交換完成です。

作業後はこのように仕上がりました。

お次はツィーターの交換を行なっていきます。
純正はサイドミラー内側にある三角パネルについています。
今までのカロッツェリアのツィーターも純正と同じく三角パネル部に取り付けられていました。
そして今回も同じ箇所への取り付けをご希望されました。

まずは取り外してすっきりとした状態とします。

そこにブラムのツィーターを取り付けていきます。
こちらは以前のモデルと比べて変化らしい変化は見えなかったのですが、音は意外と変わっていてびっくりしました。
以前のモデルは控えめな感じでしたが、今回はしっかりとなってくれるので、2Wayで比較した際に以前のモデルよりも新しいモデルの方が明るい音色になったように感じます。

そして早速取り付けです。
『165 S45』のツィーターは小型なので純正位置にも取り付けやすく、助かります。

最後は内張と三角パネルをドアに組み付けて今回の作業は完了となります。
見た目は変わらずですが、しっかりとブラムに変わって音もグレードアップです。

最後に取り付けられていたナビに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただき納車させていただきました。

と言った感じで今回は トヨタ プレミオ のフロントスピーカーを再交換、グレードアップ交換作業を紹介させていただきました。