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本日は三菱 デリカ のオーディオ取り外し作業を行なっておりました。

ブラム シグネチャーシリーズ のコアキシャルスピーカーを取り付けておりました。
それを、

純正スピーカーに戻しております。

普段は特段取り外し作業についてはブログでは紹介していないのですが、オーディオ取り付けでご相談いただくお客様の中で時々車両の乗り換えの際について質問を受けるなぁ、と思い出しましたので今回はお車の乗り換えの際にオーディオをどうするのか?について少しお伝えしてみようと思います。

この車両乗り換えの際に取り付けたオーディはどうなるの?どうしたらいいの?と質問をしていただく方は初めてオーディオを交換する、スピーカーを交換する。といった方が多いように思います。
そう言った方にとってはどうするものなのか見当がつかず、疑問なのかと思います。

上記の回答としましては極端な解答をすると『好きにして大丈夫です』

『好きにして大丈夫』は極端過ぎますね^^;

車両の乗り換えの際のオーディオをどうするのかは色々な考え方や角度の見方がありますのでそれらを総合的に判断していただくようになります。

ということで前置きが長くなりましたが、車両乗り換えの際にオーディオをどうするのかを少しお伝えしてみようと思います。


まず、車両を乗り換える際にオーディオをどうするのかの選択肢として
1.取り付けたまま、そのままの状態で車両を手放す
2.オーディオを全て取り外して空っぽの状態にする
3.オーディオを一部取り外す
4.取り付けたオーディオを全て取り外して取り付けを行う前の状態に戻す

細かく上げていけば他にもありますが主に上記の4つパターンになるかと思います。


次に上記の4つのパターンからどれにするのかを選ぶ際の基準としていくつか要素があります。
それは
・取り外す際の工賃
・車両の下取りや買取の査定額
・取り外すユニットの商品価値
・取り付けている商品への思い入れ

4つのパターンから選ぶための要素としてはこちらも主に上記の4つがあると思います。
この4つの要素を1つずつ説明しようかと思いましたが、絡み合う部分がありますので行ったり来たりしながら軽く説明させていただきます。

まずオーディオを全部または一部を取り外す際には取り外し工賃が発生します。
当店では取り外しの料金はかかる時間で計算させていただきますので時間がかかるものほど高くなってしまいます。
一例としましては一番ライトな内容と思われるフロントコアキシャルスピーカーのみだった際には1万円くらい〜 となります。
逆にフロント3Way、サブウーファー、アンプにDSP。そしてアウターバッフルなどしっかり作り込まれた車両の場合には最大で15万円くらいになることもあります。

取り外しにある程度費用がかかりますので取り外すユニットはもちろんかかる費用以上の価値がないと勿体無い結果となってしまいます。
具体的には3万円で新品が購入可能な商品を4万円かけて取り外していては損になってしまいます。

逆に言えば取り外しに15万円かかっても外した商品が100万円相当の価値があればお得だとも考えられます。

ですので、全部または一部を取り外すかの判断をする際には取り外し工賃と取り外し商品の価値を天秤にかけてもらったら分かりやすくなるかと思います。


次に稀なケースにはなりますが、車両を下取りまたは買取に出す際に取り付けられているオーディオに付加価値がついて金額が上がった際にはこちらの金額の上がり具合と先程の取り外し工賃と取り外し商品の価値と合わせた3つの要素で天秤にかけることになります。
まぁ15年くらいカーオーディオ業界にいますが個人売買以外ではほとんどオーディオに付加価値がつかないので上記のパターンで検討することはないと思いますが^^;

付加価値の話をしましたので続けて近い話をしますと、
高性能ナビなのか普及クラスナビなのか、または純正スピーカーなのか高級スピーカーなのか、と言ったことは下取りや買取の際には関係ないようです。
ナビはナビ。スピーカーはスピーカー。と言ったみられ方をするようです。
なのでオーディオに付加価値がつくことはほとんどないようです。

じゃあナビやスピーカーを取り外していても変わらないのでは?と思うのですが、
そこは外した状態ではマイナス査定になることがほとんどのようです。
よく聞く話としましては「音が鳴る状態にしておいてください」と言われるそうです。
なので取り外しの際にはとにかく音が鳴る状態にしてお返しすることがほとんどになります。


ここまでで4つある要素の中の3つについてなんとなくお伝えできたかと思います。
最後の取り付けている商品への思い入れですが、
これは上記のような金額の話や理屈ではなく、気持ちの問題なので非常に個人差がある要素です。
例えば、長年使っていてとても愛着があるアンプやこのスピーカーの音色が大好きで使っているけどもう新品が手に入らない。と言ったことなどになると思います。

ほとんどの場合にはオーディオを取り外す、取り外さない。と言ったことを考える際には最初の3つの要素で考えてもらうようになると思います。
そして人によっては最後の4つ目の要素が加わってくるのかな、と言った感じです。


一通りお伝えしたかな、ということ頃で話を最初に戻して『好きにして大丈夫です』というところですが、
オーディオを取り付けたまま下取りや買取に出してもほとんどのケースでは査定に響くこともないので大丈夫ですし、
全て取り外しても音が鳴る状態にしていればほとんどのケースで査定に響きません。
そして全て取り外して音が鳴らず、査定が下がっても気にしない!とおっしゃられるのでしたら全て取り外してそのまま下取りや買取をしてもらっても大丈夫です。
なので『好きにして大丈夫です』ということになってしまいます。


と、最後にまた少し乱暴な感じになってしまったかと思いますので^^;
スピーカーの場合の『取り外す、そのままにする』の選択肢が分かれる金額のラインをお伝えします。
もちろん個人差はあるのですが、大体スピーカーの価格が6万円で分かれているように感じます。

6万円を下回るスピーカーの場合には取り付けたままにされる方が多いですし、
6万円を超えたあたりからスピーカーを取り外される方が増えていくように感じます。

あくまで乗り換えのお客さまを見ていてざっとした感覚で統計をとっていると上記にようになるだけですので、あまり気にせず「そうなんだぁ」くらいで見てくださいね。


と言った感じでまとまりがない感じで書いているかもしれませんが^^;
車両乗り換えの際のオーディオどうするの?という質問に対しての回答?考え方を書いてみました!

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