本日はスズキ ジムニーシエラにナビゲーションの取り付け、フロントスピーカー交換・リアスピーカー取り付け、フロント・リアカメラ取り付け・ドライブレコーダー取り付けを行なった作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はジムニーシエラを注文されてから納車までかなり待たれたこともあってか、せっかくナビやスピーカーを取り付けるなら専門店に任せてみようかな!ということで相談にご来店いただきました。
ということで色々とお話をしながら、どのようにしていくのを決めていただき、作業をご依頼いただきました。
それでは早速取り付けを行なっていきます。
まずはフロントスピーカーの交換から行っていきます。
ということで内張を取り外すのですが、まずは取り外す前の状態です。
内張を取り外すと純正スピーカーが登場します。
こちらですね。
写真ではサイズ感がわかりにくいですが、10cmくらいのサイズの振動板スピーカーが取り付けられています。
スピーカーの取り付けフレームはもう少し大きいのに10cmサイズというのもちょっともったいない感じがしますよね。
先程の純正スピーカーを交換していきますので当たり前ですがまずは取り外します。
そうするとスピーカーのすぐ後ろにウインドレールが取り付けられています。
このレールのおかげで取り付け可能なスピーカーのサイズが制限されてしまうんですよね ^^;
純正スピーカーの取り外しが終わったところでここからがスピーカー取り付け作業です。
今回はスピーカー取付 ミドルコースにてご依頼いただきましたのでまずはスピーカーケーブルをドア内部に通線していきます。
通しているケーブルはオーディオテクニカの『AT-RS110』です。
価格が880円/m(税込)と比較的お手頃価格ながら作りも良いのでおすすめのスピーカーケーブルの一つとなっております!
スピーカーケーブルをドア内部に通し終えたら次はスピーカー背面部の制振を行います。
スピーカー取付 ミドルコース の場合ですとスピーカー背面部は『部分制振 スタンダード』となっておりますのでまずはスピーカー背面部にレアルシルトを貼り付けます。
そしてその上にレアルシルトの拡散・吸音材である『ディフュージョン』を貼り付けます。
これにてスピーカー背面部の制振作業は完了です!
スピーカー背面部の作業が終わりましたので次にスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けます。
今回はカロッツェリアのスピーカーを取り付けますのでカロッツェリアから発売されていますジムニー専用スピーカー取り付けキット『UD-K124』を使っています。
インナーバッフルの取り付けまで出来たところでスピーカーを取り付ける鉄板部の制振を行います。
ということでまずは防水のためのビニールを取り外して脱脂(掃除)をした状態です。
先程の状態から制振シートを貼り付けて完了です!
こちらがスピーカー取付 ミドルコースに付属しています『ドアインナーパネル制振 サービスホール部スタンダード』です。
一番お勧めしたいのはドア全面に貼り付けを行う全面制振ですが、全面に貼り付けを行うと金額的にかさんでしまいますので、効果と金額のバランスを見てミドルコースではサービスホールを塞ぐ内容で行なっております。
このサービスホールを塞ぐだけでもスピーカー背面部の逆相音が表側に回り込むのを抑制することが出来ますので効果がありますよ!
先程の作業でドア制振作業が全て終わりましたのでいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はすっきりとした取り付けが可能なコアキシャルタイプ『TS-C1630』をお選びいただきました。
音質的にはセパレートタイプの方がメリットがありますが、やはりツィーターがダッシュボードに乗るのはイヤだ!と言われる方もおられます。
そういった方にはドアだけでスピーカーが完結するコアキシャルタイプの方がおすすめになります。
スピーカーの取り付けができたところで付属してくる遮音スポンジをスピーカーの周りに貼り付けて完成です。
最後に内張を元通り組み付けると見た目の変化は無しでもしっかりとスピーカー交換完了です。
これでフロントスピーカー交換が終わりましたので次にリアスピーカーを取り付けていきます。
まずはリアスピーカーの取り付け位置です。
ジムニーシエラは通常の状態ではリアスピーカーは取り付けられていません。
ですが取り付けスペースはあります。
そのスペースが後部座席のすぐ横になっています。
スピーカーはもちろんパネルの内部へ取り付けますのでまずはパネルを取り外します。
そうするとなんだか色々剥き出しな感じですね。
スピーカー取り付け前にまずはスピーカー背面部の制振を行います。
元々はスピーカー周りに施工する予定でしたが、スピーカー周りに鉄板がありませんのでスピーカー背面部に変更させていただき施工しました。
ジムニーシエラはリアスピーカーの取り付けスペースはあるのですがマウント部がありません。
純正オプションで13cmスピーカーを取り付けるためのマウントはありますが今回は16cmを取り付けていきますので16cm用のマウントを製作しました。
出来上がったものを車両に取り付けるとこのようになります。
これでスピーカーを取り付けるための土台もできましたので
スピーカーケーブルをフロントと同様にナビから引き回してきて、パッシブクロスオーバーを取り付けます。
これでスピーカー取り付けの準備ができましたのであとは、
スピーカーを取り付けて完成です!
今回はフロント同じスピーカー『TS-C1630』を取り付けております。
スピーカーの取り付けが終わればあとはパネルを元通りに組み付けて作業完了です!
ちなみにジムニーシエラのリアスピーカーグリルは少し下向きになっています。
なので正面から見てもスピーカーはほとんど見えないですが、下から見上げると見えますよ。
これにてフロントスピーカー交換とリアスピーカー取り付けは完了致しましたのでナビゲーションを取り付けていきます。
近頃はオーディオレス仕様が選べる車が少なくなってきていますが、ジムニーシエラはオーディオレス仕様があります。
自分好みのナビを取り付けたい方にはありがたいですよね!
そこへ今回取り付けたのはカロッツェリアの8インチサイバーナビです。
ジムニーシエラが純正で8インチナビ用のパネルがありますのでそちらを取り寄せて取り付けを行なっております。
純正のパネルということもありますので収まりがいいですね。
これでナビ取り付けまで完了です。
今回はオプションとしてカメラ取り付けのご依頼もいただきましたので、
カロッツェリアのバックカメラをナンバープレート上部に取り付けさせていただきました。
あとはフロントカメラも!
ということでデータシステムから発売されているジムニーシエラ用のフロントカメラを取り付けさせていただきました。
ちなみにカメラを取り付けただけではサイバーナビがフロントカメラに対応していませんのでこれまたデータシステムのマルチカメラスイッチャーを取り付けてフロントカメラとリアカメラを切り替えながら表示できるようにしております。
そして最後にドライブレコーダーをフロントガラス上部に取り付けさせていただきました。
こちらは任意保険に付属しているタイプのものらしいのですが、初めて取り付けさせていただきました。
通信機能が付いているようでしたので、そのせいでしょうがなかなか大きい部類のドラレコでした。
これにて今回ご依頼いただきました作業は全て完了致しましたので最後に今回取り付けをさせていただいたサイバーナビに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音の整えてから納車させていただきました!
といった感じで本日はスズキ ジムニーシエラにナビを取り付け、フロントスピーカー交換、リアスピーカー取り付け、フロント・リアカメラ取り付け、そしてドライブレコーダーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした!
ちなみに今回フロントスピーカーを取り付けた『スピーカー取付 ミドルコース』はこちら↓から内容を確認していただけます。
https://tone4022.net/setmenu/speaker/middle/
追伸。
今回の作業とは関係ないのですが、carrozzeria x 取扱店舗に登録していただいきました!
お店をオープンした当初からカロッツェリアにはカロッツェリアxの取扱店舗への登録をお願いしていたのですが、色々決まり事があるらしくなかなか登録してもらえなかったのですが ^^;
オープンから4年弱でやっと登録していただけました!
だから何かが変わるわけではないですが、とりあえず carrozzeria x 取扱店舗 一覧にトーンの名前が記載されてますので暇な時にでも確認してみてください(笑)
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/carnavi/xseries/shop/