本日はアウディ Q2 のフロントスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は純正オーディオの音質に不満があるということでご相談をいただきました。
その不満の原因とも言えるのが、ご家族のお車と比べてご自身のお車の音質がイマイチだったことがあるそうです。
その他にも具体的な不満点などお伺いしましてスピーカーを交換するご提案とその取り付けるスピーカーを紹介させていただき、作業をさせていただくことになりました。
それでは作業にとりかかっていきます。
フロントスピーカーの交換を行なっていきますのでまずはドアから作業を行なっていきます。
ということでまずは作業前のドアの状態です。
内張のデザイン的にはウーファーとミッドレンジが取り付けられていそうな状態ですね。
先程の内張を取り外すとこの様になっております。
ミッドレンジが取り付けられていそうな場所はあったのですが、実際には取り付けられていませんでした。
サウンドオプションをつけた際などはウーファーの上の部分にミッドレンジが追加されるのだと思います。
こちらが純正ドアスピーカーになります。
写真ではサイズ感がわかりにくいですが、20cmタイプのスピーカーが取り付けられていたのでよく見るスピーカーよりも一回り大きいです。
先程のスピーカーを取り外すとこのように大きな取り付け穴があります。
純正スピーカーを取り外したところでここから新しいスピーカーを取り付けていきます。
いきなり作業が進んでおりますが、先程の純正位置へ今度は17cmスピーカーを取り付けていきますのでドアとスピーカーのサイズを合わせるためにオリジナルでインナーバッフルを制作し、取り付けております。
後はスピーカーの周りにオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けております。
これでスピーカーを取り付ける準備が整いました。
いよいよスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『TS-C1730S II 』を取り付けさせていただきました。
これにてドアの作業は完了ですので内張を元通り組み付けてツィーターの交換を行なっていきます。
純正ツィーターはAピラー部分に取り付けてありましたのでピラーを取り外しております。
今回は見た目を変えずにスピーカー交換となりますので純正位置へと取り付けを行います。
先程のピラーを裏返すと純正ツィーターが見えてきます。
こんな小さなところにもちゃんとアウディのマークが入ってますね。
このツィーターをカロッツェリアのものに交換していきますのでまずは取り外します。
そうすると本体だけが外れてベース部分が残る形となりました。
純正ツィーターが外れましたのでせっかくなので新しく取り付けるカロッツェリアのツィーターと並べてみました。
細かな形状は違いますがおよそ近しいサイズとなっております。
純正と新しいツィーターを見比べたら今度は取り付けです。
先程見比べた際にサイズが近かったこともありますし、純正のベース部分が残っておりますので利用しての取り付けです。
ただそのままではカロッツェリアの方が小さくなってしまいましたのでツィーターに付属しているアタッチメントを利用して取り付けております。
先程の状態でもよかったのですが、一応保険をかけてスポンジテープでさらに抑えるように取り付けました。
これでピラーにカロッツェリアのツィーターがつきましたので後はピラーを車両に取り付ければツィーターの交換も完了です。
ということで今回ご依頼の作業が全て完了致しました。
スピーカー交換後はこの様になりました。
見た目を変えずに交換することをご希望されていましたので見た目は変わっておりませんが、中身のスピーカーはしっかりと変わっております。
ツィーターの方も組み付けてしまえば見た目の変化はありません。
最後は純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。
といった感じで本日はアウディ Q2 のフロントスピーカーをカロッツェリアのスピーカーへ交換させていただいた作業の紹介でした。
最後にちょっと雑談
輸入車の作業といえばBMWやメルセデスが多かったのですが、近頃アウディもちょこちょこご依頼いただいてる気がします。
まぁ、上記の3メーカーとも好きなメーカーなのでどのメーカーのご依頼でも嬉しいことには変わりないですけどね( ^ω^ )