![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7228827-705x563.jpg)
本日はBMW M3 のスピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前は2シリーズに乗られていてその時はすでにスピーカー交換をされていましたのでその他のアンプ取り付けやプロセッサー取り付けなどをさせていただいておりました。
今回の乗り換えはオーディオシステムの移設は無しでしたので新しくスピーカーを用意してM3に取り付けるご依頼をいただきました。
と言うことで早速作業に取り掛かります。
![BMWM3の純正ドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208716.jpg)
まずは作業前の内張です。
今回はハーマンカードンのサウンドオプション付きでしたのですでにミラー裏のパネルにツィーターが取り付けられていました。
![BMWM3の純正ドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208719.jpg)
内張を取り外すとこのようになっております。
Mシリーズであっても、ハーマンカードンでも基本的なドアの作りは3シリーズと一緒ですね。
![BMWM3のハーマンカードンスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208720.jpg)
ただ、ドアのミッドレンジスピーカーはいつもと少し違いました。
見た目でわかるところではセンターキャップがシルバーとなっていました。
あとはツィーターをつなげるための接続部があったりしますが、その他の部分は通常のスピーカーと変わらない感じです。
![BMWM3のハーマンカードンスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208721.jpg)
ツィーターの方はこんな感じになっております。
![BMWM3のハーマンカードンツィーターとフォーカルのツィーターを比較](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208723.jpg)
先ほどの純正ツィーターを交換するために取り外しです。
せっかくですので今回新しく取り付けるフォーカルのツィーターと並べてみました。
左が純正で、右がフォーカルです。
純正はおそらくアルミ素材でドーム型のツィーターなのに対して、フォーカルはアラミドファイバー素材でドーム型をひっくり返した逆ドーム形、をさらに進化させたM型振動版となっています。
![BMWM3にフォーカルのツィーター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7228839.jpg)
純正とフォーカルのツィーターはほとんど同じ外径をしておりますのでそのまま入れ替える形でフォーカルのツィーターをパネルへ取り付けることができます。
なので純正を取り外したあとはフォーカルのツィーターを取り付けて、パネルを元どおり組み付ければツィーターの取り付けは完成です。
![BMWM3のハーマンカードンスピーカー取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208725.jpg)
ツィーターの交換が終わったところでお次はミッドレンジスピーカーの交換を行なっていきます。
まずは元々取り付けられているハーマンのスピーカーを取り外して、
![BMWM3のドアスピーカー裏に吸音材貼り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208727.jpg)
吸音と拡散効果のあるレアルシルト ディフュージョンを貼り付けます。
![BMWM3のドアにバーチインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208728.jpg)
スピーカー裏に吸音材を貼り付け終えたらフォーカルのスピーカーを取り付けるためのインナーバッフルを取り付けます。
![BMWM3のドアスピーカー周りをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208729.jpg)
そしてインナーバッフルの取り付けが終わったところでスピーカー周りにオーディオテクニカの制振シートを貼り付けていき、鉄板部の振動を抑制するようにします。
![BMWM3のドアにフォーカルのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208730.jpg)
スピーカー周りの制振まで終わったところで、スピーカーケーブルをツィーター用、ミッドレンジ用と引き回してきてきます。
スピーカーケーブルを引き終えたらあとはミッドレンジスピーカーの取り付けです!
![BMWM3のドアにフォーカルのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208731.jpg)
スピーカー取り付けたあとは仕上げにスピーカー周りにスポンジテープを貼り付けています。
![BMWM3のドア内張をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208732.jpg)
スピーカーの取り付けが終わったところでドアの作業は完了ですので次は内張側の作業です。
内張も制振作業を行なっていきますのでまずは貼り付け部を掃除します。
![BMWM3のドア内張をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208734.jpg)
掃除後は振動しやすい部分を選んでドアと同じオーディオテクニカの制振材を部分的に貼り付けていきます。
これであとはパッシブクロスオーバーネットワークを内張に貼り付けて、ケーブルを接続して内張を組み付ければフロントドアスピーカー交換作業完了です!
![BMWM3のドアスピーカーをフォーカルへ交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7228831.jpg)
交換前はうっすらシルバーが見えていたのが、フォーカルは黄色の振動板ですのでうっすらと黄色が見えるように変わっています!
あとは純正の見た目のまま、すっきりとした状態で音質向上しております。
これでドアスピーカーの交換は完了なのですが、同時にセンタースピーカーの交換もご依頼いただきましたので次はセンタースピーカーの交換を行なっていきます。
![BMWM3のセンタースピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208736.jpg)
こちらがセンタースピーカーです。
モニター裏に取り付けられていますので運転席に座るとほとんど見えないですが、覗き込むとこのように見えます。
![BMWM3のセンタースピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208737.jpg)
スピーカーグリルを取り外すとこのようになっております。
センタースピーカーもミッドレンジとツィーターの2Way構成となっていました。
![BMWM3のセンタースピーカーをフォーカルのスピーカーへ交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208738.jpg)
このセンタースピーカーもフォーカルのスピーカーへ交換です。
今回はオーナー様がフォーカルのK2シリーズ3Way『ES 165 KX3』をお持ちだったので、そのミッドレンジとツィーターをお持ちいただきましてそちらを取り付けさせていただきました。
![BMWM3のセンタースピーカーをフォーカルのスピーカーへ交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7208739.jpg)
最後にスピーカーグリルを取り付ければ見た目は元どおりですのでスッキリです。
これでご依頼いただきましたスピーカー交換作業は全て終了となります。
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えさせていただいて納車させていただきました。
![BMW M3 スピーカー交換作業](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/08/R7228827.jpg)
と言った感じで本日はBMW M3 のフロントドアスピーカー、センタースピーカーの交換作業を紹介させていただきました!
ちなみに今回のドアスピーカー交換作業は『BMW専用 スピーカー交換 フォーカルセット』で行なっております。
今回のようにツィーターパネルがすでにあるお車の場合は126,000円に消費税で作業させていただきますので、よろしくお願いいたします(^^)