![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130435-705x563.jpg)
本日はミニクーパー(F55)のフロントスピーカーを交換させて頂いた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前ドアスピーカーを交換されておられたのですが、その効果にいまひとつ納得が出来ないということでもう少しどうにかならないだろうか?とご相談をいただきました。
すでにドアスピーカーを交換されておられるのでればシート下ウーファーの交換や思い切ってDSPの取り付けなどありますので、ご提案させていただきました。
ですが、あえてドアスピーカーを納得のいくものに交換する。というご提案もさせていただきました。
もちろんすでに交換済みのスピーカーを取り外して、また新しくスピーカーを取り付けることに抵抗感があることはわかりますが、色々お話をさせて頂いたり、実際にスピーカーを試聴して頂いた結果、フロントスピーカーの交換をさせていただくことになりました。
それでは作業を紹介していきます。
![ミニクーパーのフロントドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130400.jpg)
まずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。
![ミニクーパーのフロントドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130405.jpg)
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
すでに純正から社外スピーカーに交換済みです。
![ミニクーパーのフロントドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130408.jpg)
そのスピーカーがカロッツェリアから発売されているBMWとミニ専用のコアキシャルスピーカーになります。
こちらのスピーカーは決して悪いスピーカーではないのですが、純正からの変化が自然すぎることと、コアキシャルですので音が鳴る位置が変わらないので、パッと聞いた感じの変化が少なく感じてしまいます。
そういった点が今回のオーナー様も今ひとつと感じられたポイントかもしれないですね^^;
![ミニクーパーのフロントドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130410.jpg)
先ほどのスピーカーを交換しますのでまずは取り外してすっきりとした状態にします。
![ミニクーパーのフロントドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130414.jpg)
スピーカーを取り外したところでまずはドアの制振作業から始めたいと思います。
ちなみにカロッツェリアのスピーカーには少しですが制振シートが付属してきます。
その制振シートが貼り付けられていまして、それなりにちゃんと張り付いておりましたので残した状態で追加で制振を行っていきます。
![ミニクーパーのフロントドア制振](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130417.jpg)
制振シートをスピーカーの周辺を中心に貼り付け完了です!
余談ですが、防水シートが少し破れていました。なのでアルミガラスクロステープで簡易的ですが補修させていただきました。
![ミニクーパーのフロントドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130420.jpg)
ドア制振が終わったら次にスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けです。
いつものようにバーチ積層合板にて作っております。
![ミニクーパーのフロントドアにフォーカルのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130424.jpg)
インナーバッフルの取り付けが完了したらいよいよスピーカーの取り付けです。
今回は試聴の結果、フォーカルのスピーカーを気に入っていただきましたのでフォーカルを取り付けております。
![ミニクーパーのフロントドアにフォーカルのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130426.jpg)
スピーカーを取り付け後は遮音スポンジをスピーカーの周りに貼り付けて完成です。
![ミニクーパーのフロントドア内張をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130429.jpg)
後は内張を組み付ければ完成なのですが、その前に内張も精神いたします。
少し補足ですが、いつもはスピーカーの背面部に拡散と吸音の効果があるディフュージョンを貼り付けるのですが、以前がカロッツェリアのスピーカーだったということがり、すでに吸音シートが貼られていました。
なのでスピーカー背面部は今回触らず、その代わり内張の制振をいつもより多めに施工させていただきました。
結果、ほぼ全面制振のようになりました。
![ミニクーパーのフロントドアにフォーカルのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130444.jpg)
最後に内張を取り付ければドアでの作業は完了です!
フォーカルのスピーカーは内張取り付け後も保護グリル越しに黄色が見えるのでスピーカーを交換した感が他のスピーカーより出て良いですね!
まぁ、その感じを嫌がる方もおられるかもしれませんが^^;
![ミニクーパーのダッシュボード上にフォーカルのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130446.jpg)
ドアでの作業が完了したら次はツィーターの取り付けです。
ミニにお乗りの方はハーマンのパネルを用意してパネルにツィーターを取り付けられる方が多いですが、今回はツィーターくらいのサイズならダッシュボードにおいても気にならないとのことでしたのでパネルは用意せず、ダッシュボード上にツィーターを設置させていただきました。
![ミニクーパーのオーディオ音質調整](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130454.jpg)
これでスピーカー交換作業が完了致しましたので最後に純正オーディオの音質調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただきました。
![ミニクーパー(F55)フロントドスピーカー交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/10/Q8130435.jpg)
といった感じで本日は ミニクーパー(F55)フロントスピーカーをカロッツェリアのコアキシャルからフォーカルのセパレートへ交換させていただいた作業を紹介いたしました。
ちなみに納車時、オーナー様に音の変化を確認していただきましたが、しっかりと変化を実感していただき喜んでいただけました!