![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200217-705x563.jpg)
本日はポルシェ ケイマン のナビ取り付けとスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はお車を購入されたということで、納車前の段階からナビ取り付けとスピーカー交換のご相談をいただきました。
スピーカーに関しましては比較的すぐに決まったのですが、ナビゲーションに関しましては取り付けに必要となるものが情報が少なく、はっきりとしないところもありましたのでお車が納車されてから現車にて確認をさせていただいてからの準備となりました。
それでは準備ができたところで作業に取り掛かっていきます。
![ポルシェケイマンのドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160150.jpg)
まずはドアスピーカーの交換から作業を始めていきます。
ということで作業前のドアの状態です。
やはりクーペなのでドアが長いですよね。
![ポルシェケイマンのドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160155.jpg)
先程の内張を取り外すとこのようになっております。
ドアのほとんどの部分が樹脂パネルで覆われているタイプのドアになっていますね。
![ポルシェケイマンのドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160157.jpg)
そしてこちらが純正スピーカーになります。
ドアに2つのスピーカーが取り付けられています。
ちなみにダッシュボード上にツィーターがありますので3Way構成のスピーカーとなっております。
サイズはウーファーが20cm、ミッドレンジが10cmでした。
今回は2Wayスピーカーへ交換してきますので20cmのウーファーを取り外して交換します。
![ポルシェケイマンのドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160160.jpg)
ということでまずはウーファーを取り外します。
写真では分かりにくいですが、さすが20cmウーファーの開口部!といった大きな取り付け穴となっております。
![ポルシェケイマンのドア内部にスピーカーケーブルを通線](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160162.jpg)
ウーファーを取り外したところでまずはスピーカーケーブルをドア内部に通していきます。
そのためにまずは純正のハーネスを取り外します。
![ポルシェケイマンのドア内部にスピーカーケーブルを通線](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160163.jpg)
ハーネスを取り外したら後はケーブルを通していくだけです。
今回引き回したのはオーディオテクニカの『AT-RS110』です。
余談ですが、ケイマンのチューブ部分は一般的な見た目ですが、構造がちょっとだけ変わっていました。
ポルシェなりの工夫なのでしょうが意外な構造でびっくりしてしまいました^^;
![ポルシェケイマンのドアスピーカー裏をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160166.jpg)
無事にスピーカーケーブルを通し終えたところで次はスピーカー背面部の制振を行います。
ということでまずは施工前の状態です。
![ポルシェケイマンのドアスピーカー裏をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160169.jpg)
まずはきれいに脱脂を行い、レアルシルトをスピーカー背面部の鉄板に貼り付けます。
ちょうど良いところにバーがありますので避ける形でバーの上側に貼り付けました。
![ポルシェケイマンのドアスピーカー裏をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160170.jpg)
そしてレアルシルトを貼り付けた上に吸音と拡散効果のあるディフュージョンを貼り付ければスピーカー背面部の部分的な制振作業が完了です。
![ポルシェケイマンのドアスピーカー裏をデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160173.jpg)
終わりと言ったものの、写真で見ると上側ばかりでしたのでバーの下側にもちょっと制振シートを追加しました。
![ポルシェケイマンのドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160174.jpg)
スピーカー背面部の制振が終わったところでオリジナルでインナーバッフルを製作して取り付けです。
純正スピーカーが20cmでしたが、新しく取り付けるスピーカーは16.5cmなので取り付け開口部を絞った形でインナーバッフルを作りました。
20cmが取り付けられていたスペースに16.5cmを取り付けるのはなんとなく贅沢な感じがします(特に理由はなく感覚的な話です)
![ポルシェケイマンのドアをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160179.jpg)
インナーバッフルの取り付けが完了したところでドアインナーパネルの制振を行っていきます。
![ポルシェケイマンのドアをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160182.jpg)
今回はサービスホール部分を塞ぐ施工内容の予定だったのですが、樹脂パネルで覆われていてサービスホールがありません。
なのでサービスホールを塞ぐのに必要となるくらいの制振シートを場所を選びながら貼り付けをさせていただきました。
![ポルシェケイマンのドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2160186.jpg)
ドアインナーパネルの制振まで終わったところでスピーカーを取り付けです。
今回はフランスブランド ブラムの『S165N45』をお選びいただきました。
こちらのスピーカーは試聴機があることも関係しているのでしょうが16cm17cmクラスのスピーカーでは当店でトップクラスの販売数だと思います。
![ポルシェケイマンのドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200224.jpg)
スピーカーの取り付けまで終われば後は内張を元通り組み付ければドアの作業が完了です!
作業後も見た目が変わらずすっきりと取り付けをしております。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170188.jpg)
ドアの作業が終わりましたので次にツィーターの交換をしていきます。
先程ダッシュボード上にツィーターがある。とは言いましたが、パッと見 どこにツィーターがあるのかわからない感じになってます。
実はエアコン吹き出し口の上側に取り付けられています。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170191.jpg)
ということでエアコン吹き出し口ごと取り外します。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170193.jpg)
パネルを取り外すとこのようになります。
この状態でもまだどこにツィーターがあるのかよくわからない感じですね。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170194.jpg)
裏返すとやっとちょっとわかるかな、といった感じです。
ただ、この状態でもまだちょっと作業がしにくかったのでもう少しパネルをバラします。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170195.jpg)
これでやっとツィーターとその周りのパネルだけになりました。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170196.jpg)
ということでパネルからツィーターを取り外します。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上ツィーターを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170197.jpg)
そして新しく取り付けるブラムのツィーターと並べてみました。
ほとんど同じ大きさではあるのですが、ブラムの方が少しだけ外径が小さいです。
ツィーター取り付けの場合は純正より大きいと困ることが多いですが、小さい分には工夫すれば取り付けできますので小さいのはありがたいです。
![ポルシェケイマンのダッシュボード上にブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170198.jpg)
ということでちょっと工夫しながらパネルにブラムのツィーターを取り付けです。
そして後は先程の逆手順でパネルを組み付けていき、
![ポルシェケイマンのダッシュボード上にブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2170199.jpg)
![ポルシェケイマンのダッシュボード上にブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200227.jpg)
ダッシュボードに組み付ければツィーターの交換も完了です!
元々どこにツィーターが取り付けられているのかわからないくらいでしたので同じ場所へ取り付ければ交換されていることは分かりませんね。
これでスピーカー交換は完了ですので次にナビゲーションです。
![ポルシェケイマンにサイバーナビを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200235.jpg)
いきなりですがサイバーナビの取り付け完了です!
ナビ取り付けは配線作業ばかりですので紹介するところもないのですね。
ですが今回はそのまま取り付けるとナビ本体が奥まってしまって見た目が悪くなってしまいました。
そこでパネルを削ったり、ステーを加工したりして違和感のないところまで表に出してきて取り付けさせていただきました。
頑張って加工などをしてもカッコ良くなるわけではなく、あくまで普通になるだけですので作業した側としてはちょっと寂しい感じもありますね^^;
![ポルシェケイマンのサイバーナビ用に電源取り出し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2180202.jpg)
後は補足のようになるのですが、今回のサイバーナビの電源はバッテリーから直接取り出しております。
いわゆる『バッ直』というやつですね。
サイバーナビは通常の電源で接続しても十分音が良いのですが、バッテリーから直接電源を取り出すことで内蔵アンプの能力が十分に発揮できるようになり、さらにいい感じになります。
サイバーナビを取り付ける方にはおすすめの作業ですよ!
これでオーディオ関係の作業は完了なのですが、もう一つ作業をご依頼いただきました。
![ポルシェケイマンにデジタルインナーミラーの取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200238.jpg)
それがルームミラーを通常のタイプからデジタルインナーミラーへの交換です。
こちらの商品はオーナー様が用意されたものですが、後方視界が広くなりますし、ドライブレコーダーにもなるのでなかなか良さそうな商品でした。
これにて今回ご依頼の作業は全て完了しましたので最後に取り付けを行ったサイバーナビのオーディオ調整機能を使ってフロント2Wayスピーカーの音質調整を行なって納車させていただきました。
![ポルシェ ケイマン ナビ取り付け、スピーカー交換作業](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2022/03/U2200217.jpg)
といった感じで本日は ポルシェ ケイマン にサイバーナビの取り付けとフロントスピーカー交換をさせていただいた作業紹介でした。
最後にちょっと雑談
気がつけば世の中は今日まで3連休でしたね。
みなさんはどのように過ごされましたか?
僕は通常通り営業しておりました。
代わりに(?)明日が定休日ですのでゆっくりしたいと思います!
とか言いながらちょっと仕事していそうですが^^;