本日はホンダ オデッセイにケンウッドのセパレートスピーカー KFC-XS174S を取り付けさせていただいた作業を紹介したいと思います。
こちらが今回取り付けるスピーカーです。
こちらのスピーカーを取り付けたい!というのがオーナー様のご希望だったのですが、ちょうどメーカー欠品中でした(^_^;)
ということで今回はオーナー様が見つけて購入してこられたものを取り付けさせていただくことになりました。
まずはドアスピーカーから交換していこうと思いますので内張を取り外します。
そうすると現れるのが純正スピーカーです。
こちらがホンダ純正スピーカーなのですが、ホンダはスピーカー下部に爪が2箇所あって上部にボルト1本でスピーカーが固定されています。
取り付け効率は良いのでしょうが、音質的には良さそうに感じない固定方法です(^_^;)
その純正スピーカーを取り外すとこのようになっております。
爪を使った固定方法ですのでスピーカー開口部が変則的な形をしております。
その純正スピーカーを取り外したスペースにオリジナル製作したインナーバッフルを取り付けます。
流石に純正と同じ固定方法はできませんので新たにビスで4点固定しております。
そして元々の穴から雨水が侵入してこないように裏側からはブチルシートを貼り付け、表側にはアルミテープを貼ってます。
スピーカーを取り付ける前にスピーカー周りを制振します。
貼り付けたのはオーディオテクニカのブチル系制振材 AT-AQ450 です。
スピーカー周りの制振が終わればあとはスピーカーの取り付けです。
ケンウッドのセパレートスピーカーはセンターイコライザーが変わった形をしていますのでパッと見はコアキシャルみたいですよね!
もちろん真ん中はツィーターではないので触っても大丈夫です!
これでドアスピーカーの交換は終わりですので次はツィーターの取り付けです。
オデッセイはAピラー部分に純正ツィーターが付いています。
今回は見た目を変えずにスピーカーを交換したいということですので純正位置に取り付けていきます。
まずはAピラーを取り外して裏返すと純正ツィーターがいます。
その純正ツィーターを取り外します。
純正ツィーターが取り外せたところで次にケンウッドのツィーターを準備していきます。
通常は写真のようにマウントが付いた状態でダッシュボード上などに取り付けるのですが、こちらのマウントをバラしてツィーター本体だけにすることも可能です。
実際にバラすとこんな感じです。
純粋にツィーターだけの状態になりますのでかなり小型になります。
先ほどの小さくなったケンウッドのツィーターをAピラーの純正位置に取り付けです。
ケンウッドのツィーターが小さかったのでこのままでは少し隙間があって動きますので、
オーディオテクニカのブチル系制振材を裏側に貼り付けて固定しておきました。
最後にAピラーを元どおり組み付けて完成です。
これでフロントスピーカー交換作業が終わりましたので最後に接続の確認を行ってから全体の音のバランスを整えさせていただいて納車させていただきました。
といった感じで本日はホンダ オデッセイにケンウッドのセパレートスピーカー、KFC-XS174S を取り付けさせていただいた作業の紹介でした!