本日は ホンダ N-ONE のルーフに対して静音作業をさせていただいた内容を紹介いたします。
こちらのオーナー様は断熱が目的で静音作業のお問い合わせをいただきました。
もちろん断熱のみの施工も受けさせていただくことはできますが、せっかく作業をするのであれば静かにする作業も合わせて行うことがおすすめですので、そのようにお伝えさせて頂き、内容や価格をお伝えさせて頂きながら施工の内容を決めて頂きました。
早速ですが、施工内容を紹介していきます。
いきなりですが、内装を取り外してルーフ鉄板が見える状態にしたところです。
ルーフ内装を取り外してびっくりしたのですが、バーがすごく多いです!
よく見かける車両だと2、3本あるくらいなのですが、N-ONEは太いのもありますし、量が多いですね!
車両の剛性アップでしょうか?
ルーフ鉄板が見える状態になったらまずは脱脂(掃除)をして静かにするために制振シートを貼り付けていきます。
制振シートなので振動を抑制する効果があります。
振動がなくなるわけではないのですが、振動が小さくなり響きにくくなります。
結果としてルーフから騒音が入り込みにくくなります。
そして雨が降った際の鉄板を叩く音が小さくなります。小さくなるというとオーバーな表現になるかもしれないですが、鉄板を叩いた際の嫌な響きがかなり減りますのでとても静かになったように感じられます。
そしてオーディオにも効果がありますので一石二鳥でおすすめの作業になります。
制振シートを貼り付けたら今度は吸音材の貼り付けです。
吸音材は特に中高音を響きにくくしますので制振シートと合わせて施工することでより静かにすることができます。
あとは断熱効果ですが、普通の吸音材を貼り付けるだけでもある程度の断熱効果があるのですが、今回のシートは表面にアルミ層があります。このアルミ層が遮熱効果があるそうなので、より積極的に熱を遮ってくれます。
ちなみに、『断熱』と『遮熱』は厳密には違う意味になるそうです。
この辺りのイメージが今ひとつ掴みづらいですが^^; おおよそ同じもの、と考えて良いかと思います。
この吸音シートを貼り付け終えたところで静音作業は完了となりますので、あとはルーフの組み付けなど逆手順で内装を取り付けていきます。
内装を組み終えたところの写真は撮ってませんが、これにてルーフに対しての静音作業が完了となります。
と言った感じで本日は ホンダ N-ONE のルーフに対して静音作業をさせていただいた作業を紹介いたしました。
ちなみに後日オーナー様からご連絡をいただきまして、
「断熱効果は期待通りで、雨の時の静かさは予想以上だった!」という嬉しいご感想を頂きました!