本日は BMW 118d のセンタースピーカーを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車は過去に何度が作業をさせていただいたお車になります。
前回の作業ブログはこちら↓
そして今回の作業依頼内容ですが、センタースピーカーになります。
こちらの車両はセンタースピーカー無しの車両なのですが、オーナー様はセンタースピーカー有りの音の感じがお好みということでずっと検討されていましたが、最終的に取り付けをさせていただくことになりました。
それでは作業を紹介していきます。
まずは作業前の状態になります。
センタースピーカー取り付け部なのですが、写真の三角っぽい場所に純正ではセンタースピーカーが埋め込まれています。
ですが、こちらの車両はセンター無しということで何もない状態です。
たまにセンタースピーカーが無くても取り付けスペースと保護グリルはある車両がありますが、こちらはそれが見当たらない状態です(^^;;
ということで取り付け決定するまではカロッツェリアのセンタースピーカー(生産完了品)の中古を取り付ける案や、ダッシュボードをカットして取り付ける後付けセンタースピーカーキットなどもありました。
ですが、純正部品でセンターのカバーがないか問い合わせてみたところ、あるということでしたのでそちらを使ってフロントスピーカーにも採用しているオーディソンのBMW用スピーカーを取り付けさせていただくこととなりました。
純正のカバーを使ってセンタースピーカーを取り付けるということはダッシュボードにスピーカーを埋め込んでいくことになります。
埋め込むということはダッシュボードをカットしなければなりません。
正直、ダッシュボードをカットするのはとても怖いです^^;
失敗したら大ごとですからね・・・
ということでビビりながらもダッシュボードをカットする準備をしております。
ひとまずカット完了です!
嫌な汗をかきながらの作業でしたが、どうにか無事にカット完了です!
そしてここでありがたいことが発覚。
開けるまでわからない部分だったのですが、スピーカーを取り付ける土台がありました!
この土台がないと純正とは違った方法でスピーカーを固定する方法を試みる必要がありました。
そしてそうなることも想定して準備はしっかりとしておりましたが、その準備したものが不要となって安心しました。
ダッシュボードのカットが完了して、スピーカー取り付け部が存在することまで確認できましたので、スピーカーを取り付ける前にカバーが無事に取り付けできることを確認です。
若干ツメのかかりが甘いかな?というところはありましたが、さすが純正パネルです。
綺麗に取り付けできました。
ちなみにカットしていて気がついたのですが、ダッシュボードの裏側にカットする際のガイドらしいものの手触りがありました。
なので本来はダッシュボードを下ろした状態でカットするのでしょうね^^;
ダッシュボードの脱着をしていると作業時間が膨大になってしまいますので下さずに作業しましたが、そのままでも作業可能だったので正解だったかな、と思います。
色々と確認ができましたのでいよいよスピーカーの取り付けです。
センタースピーカーなのでオーディソンの『APBMW K4M』を取り付けさせていただきました。
センタースピーカーなのでコアキシャルタイプでも良かったかもですが、せっかくツィーターの取り付けスペースもありますのでセパレートタイプです。
あとはスピーカーケーブルの配線です。
今回はセンタースピーカー無しの車両なのでスピーカーケーブルがありませんでしたし、以前の作業でDSPとアンプをトランクに追加しておりましたのでトランクまでケーブルを引き回し、接続をさせていただきました。
これにて取り付け作業は完了です!
完成はこのように仕上がりました。
純正のパネルを使って取り付けておりますので見た目の仕上がりはまさに純正です。
そして最後に取り付けているDSPのスピーカー設定をやり直して音の調整をして完成です。
といった感じで本日は BMW 118d のダッシュボードにセンタースピーカーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした!