本日はマツダ CX-5 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車は少し前にサブウーファーの取り付けをさせていただいたお車になります。
その時の作業がこちら↓
元々はスピーカー交換でご相談いただいておりましたが、途中からサブウーファーを取り付ける方向で話が変わり、まずはサブウーファーからということでの前回の取り付けでした。
サブウーファーを取り付けることで音楽全体の聴こえ方が変わ理、当初の予定のスピーカー交換をすることがより楽しみになった!ということで今回はスピーカー交換作業となります。
それでは作業を紹介していきます。
まずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。
先程の内張を取り外すとこのようになっております。
最近ではドア内部に樹脂パネルを取り付けて塞いでしまうタイプのドアが増えてきましたが、僕が把握している中ではマツダが最初に採用していたと思っています。(間違ってたらごめんなさい)
メーカーごとの樹脂パネルの面積や作り方など違いはありますが、いろいろな理由でこの方式が都合が良いから最近増えてきているのだと思います。
そしてこちらが純正スピーカーになります。
先程の純正スピーカーを交換するためにドア内張を取り外しているのでさっさと取り外してしまいます。
取り外してすっきりとしたところでここからが新しいスピーカーを取り付ける作業となります。
まずはスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けです。
今回のスピーカーは海外製になりますのでカロッツェリアの木製バッフルの内径を少し拡大加工しております。
続いてドアの制振です。
今回のご依頼はスピーカー周りへの施工でしたが、今回の場合はスピーカー周りに集中するより樹脂パネルに満遍なく貼り付けた方が効果的と判断させていただき、広めのエリアに貼り付けをさせていただきました。
ドアの制振まで完了したところでスピーカーの取り付けです。
今回はモレル の『TEMPO Ultra 602 MkII 』をお選びいただきました。
当店の試聴機はエントリークラス MAXIMO ULTRA 602 MkII なのですが、こちらを試聴していただいて気に入っていただきました。
そしてせっかくならもう少し良いものを!ということで少しランクを上げていただきTEMPO Ultra 602 MkII を選んでいただいた形になります。
スピーカーを取り付けたところでドア内部はこのように仕上がりました。
あとは内張を元通りに組み付けて、
ドアでの作業は完了となります。
ドア内張内部で作業が完結しておりますので見た目は変わっておりませんがしっかりと音質はグレードアップしております。
続いてツィーターの取り付けです。
今回はできれば見た目を変えたくない、というご要望でしたのでピラーにある純正ツィーターの位置にモレルのツィーターを取り付けていきます。
ということでまずはピラーを取り外し、純正ツィーターが見える状態となっております。
先程のツィーターを取り外し、モレルのツィーターと並べてみました。
モレルのツィーターが特別大きいというわけではないのですが、やはり純正と並べると一回り大きいですね。
流石に一回り大きいのでそのままピッタリと取り付けはできませんでしたが、少しピラーの方を加工してどうにか取り付け完了です。
基本的には取れないように固定しておりますが、もしものことを考えてさらにスポンジテープを上から貼り付けております。
こうすれば外れにくくなりますし、外れた際にも動き回って異音がする。なんていうことが起きる可能性も下げることができます。
ツィーターがピラーに固定できればあとはピラーを車両に取り付ければツィーターの交換も完了です。
ご要望通りに見た目を変えることなくツィーターの交換ができました。
ツィーターまで取り付けたところで今回の作業は完了となりますので、最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使ってバランスどりと、前回取り付けたサブウーファーのリモコンも微調整させていただき、作業完了です。
と言った感じで本日は マツダ CX-5 のフロントスピーカーをモレルのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介させていただきました。