本日はダイハツ ムーヴのドア制振（デッドニング）のグレードアップ作業を紹介したいと思います。

グレードアップとは言いましたが、きっかけは左のドアをぶつけられてしまい、ドア交換をされたそうなので補修作業を行うというところです。
ですので左ドアの制振作業のやり直しがメインの作業だったのですが、せっかくならばということで同時にドア制振のグレードアップを行うこととなりました。

それでは手直し作業とグレードアップ作業をご覧ください。

まずは左ドアの補修作業から始めていきます。
まずは内張を外して現状の確認からです。
ドアを板金屋さんで新品に交換してもらったそうで、綺麗にはなっているのですが、防水シートが純正のものではなくて保護シートを使ったお手製のものでした。
すぐに制振作業を行う予定となっていたので良いのですが、なんとなく手抜き感に見えてしまいますね^^;

まずはお手製防水シートとスピーカーを取り外して、脱脂作業を行います。

ドアが綺麗になったところでまずはスピーカー裏から作業を行なっていきます。

まずはスピーカー裏にレアルシルトのスタンダードモデルを貼り付けます。

そして制振材の上にレアルシルトの吸音・拡散材 ディフュージョンを貼り付ければスピーカー裏の制振作業は完成です。

スピーカー裏が終われば次にドアアウターパネルの制振です。
こちらは通常メニューではないのですが、アウターパネルにレアルシルトを部分的に貼り付けて制振しております。
一番オススメは全面にしっかりと貼り付けていくことですが、部分的に抑えていくだけでも効果はありますよ！

先ほどの作業でアウターパネル側の作業が終わりましたので次にインナーパネルの制振作業です。
以前はサービスホール部の制振のみでしたが、今回はグレードアップということでインナーパネル全面制振スタンダードになっております！
全面貼りの方が効果があるのはもちろんですが、貼り終えた後の達成感というか、満足感も全面貼りの方があります！

これにて左側ドアの補修作業とグレードアップ作業が終わりましたので次は右側のグレードアップ作業です。

まずは内張を取り外した状態です。
先ほどの左は手付かずな状態でしたが、以前は左側もこのようにサービスホール部制振を行なっていました。
この状態から先ほどの左側と同じように、

インナーパネル全面制振にグレードアップを行なって今回の作業全て完成です！

最後に取り付けられているサイバーナビの音質調整機能を使って音調整を行なってから納車させていただきました。

納車の際には音の変化を確認していただいたのですが、ドア制振のグレードアップと音質調整のやり直しでこんなに音が変わるんですか！？　とびっくり&喜んでいただけました！

といった感じで、本日はダイハツ ムーヴのドア制振手直し&グレードアップ作業の紹介でした！