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本日はアウディ Q5 のフロントスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は純正の状態よりももう少し音を良くしたい。ということでご相談をいただきました。
それならばまずはスピーカー交換をしてみてはいかがでしょう?と提案させていただき、実際に作業をさせていたことになりました。

それでは作業に取り掛かっていきます。

アウディQ5のフロントドア内張

フロントスピーカーをまずはドアスピーカーから取り掛かっていきます。
ということで作業前の状態です。

アウディQ5のフロントドア内部

先程の内張を取り外すとこの様になっております。
アウディのドア内部は比較的シンプルな感じの車両が多いですね。

アウディQ5のフロントドアスピーカー

こちらが純正ドアスピーカーになります。
写真ではわかりにくいですが、アウディは20cmタイプが取り付けられている車両と16cmタイプが取り付けられている車両がありますが、こちらは20cmタイプでした。
ということでよく見るスピーカーよりも一回り大きなものになります。

アウディQ5のフロントドアスピーカーを取り外し

先程の大きなスピーカーを取り外すとこの様になります。
取り外してみるとスピーカー背面部の真ん中にウインドーレールが通っていました。
国産車でスピーカー背面部にレールがあると取り付けスペースに制約が出来たりしますが、アウディの場合にはスペースが大きくありますので特に問題になりませんでした。

アウディQ5のフロントドアにオリジナルインナーバッフルを取り付け

純正スピーカーを取り外したスペースに新しくスピーカーを取り付けますのでオリジナルでインナーバッフルを製作し、取り付けました。
今回は20cmから17cmのスピーカーへ交換しますので外径は大きいですが、内径は少し小さく見えてしまうインナーバッフルになっております。

アウディQ5のフロントドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

インナーバッフルの取り付けが終わればスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『TS-C1730S』をお選びいただきましたので取り付けさせていただきました。
補足になりますが、現在はこちらのスピーカーはモデルチェンジしておりました末尾に『 II 』が付く様になっております。
こちらのオーナー様はちょうど入れ替わるタイミングでご相談をいただきましたのでどちらのスピーカーもお選びいただける状況でしたが、新しい方が少し値段が上がるということで以前のモデルをお選びいただきました。

これでドアスピーカーの交換が終わりましたので後は内張を元通り組み付けてドアの作業は完了です。

アウディQ5のダッシュボードにある純正ツィーター

ドアスピーカーの交換が終わりましたのでお次にダッシュボード上にあるツィーターの交換です。

アウディQ5のダッシュボードにある純正ツィーター

まずはダッシュボードのスピーカーグリルを取り外して純正ツィーターに登場してもらいます。

アウディQ5のダッシュボードにある純正ツィーター

先程のツィーターを交換しますのでまずは取り外します。

アウディQ5のダッシュボードにある純正ツィーター

取り外した純正ツィーターが左になるのですが、同じ場所へカロッツェリアの『TS-C1730S』のツィーターを取り付けていくために純正ツィーターと同じ形状でプレートを作りました。

アウディQ5のダッシュボードにある純正ツィーター

先程の作ったプレートにカロッツェリアのツィーターを取り付けるとこの様になります。
これで純正ツィーターと同じ状態になりましたので後はダッシュボードへ取り付けていきます。

アウディQ5のダッシュボードにカロッツェリアのツィーターを取り付け

同じ形状でプレートを作りましたのでピッタリと取り付け完了です。
後は再びスピーカーグリルを取り付ければツィーターの交換作業も完了です。

アウディQ5のドアスピーカーを交換

ツィーターの交換が終わりましたのでこれで今回の作業は全て完了です。
ということで作業完了後のドアの状態です。
今回はドア内張の中でスピーカー交換が完結しておりますので作業後も見た目が変わることなくスッキリです。

アウディQ5のダッシュボードツィーター交換

ツィーターの方も純正位置内部で簡潔しておりますので見た目はそのままです。
でも音の方はしっかりと変わっておりますよ!

アウディQ5のオーディオ音質調整

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。

納車の際にオーナー様に音の変化を確認していただきましたが、しっかりとスピーカー交換の効果を実感していただきました。

アウディ Q5 フロントスピーカー交換

と言った感じで本日はアウディ Q5 のフロントスピーカー交換作業を紹介させていただきました。

最後にちょっとお知らせ
昨年末に新しくイタリアブランド ステッグのスピーカーを試聴機として導入したのですが、なんといきなりツィーターがモデルチェンジするという知らせがありました!
今までがグラフェンというちょっと珍しい素材を使った振動板だったのですが、このグラフェンが触れてしまうと割れてしまう。という取り扱い注意な素材でした。
そしてそんな取り扱いに注意が必要なのにも関わらず割ってしまう方が世界中で大勢おられたそうで、振動板の素材をマグネシウムにしてさらに保護のグリル付きになるという変更があるそうです。

まぁ、変更自体はいいのですが、せっかく試聴機に導入したばかりなのにいきなりのモデルチェンジで残念です^^;
でも残念がっていても仕方ないので、すぐとは言えないですがいずれは新しいモデルのツィーターに変更したいと思います!
ちなみにウーファーとミッドの方は変更無しみたいです!

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