本日はマツダ デミオ のツィーター交換作業を紹介いたします。
こちらのお車は以前、他店にてスピーカー交換をされたそうです。
今回はそこからシステムアップとしてツィーターを交換する作業をご依頼いただきました。
それでは早速作業にとりかかっていきます。
ツィーターの交換ということですのでまずは交換前の状態です。
以前のスピーカー交換でカロッツェリアの『TS-V173S』を取り付けておられました。
その際に、ツィーターはダッシュボード上への取り付けがされていました。
先程のTS-V173Sからツィーターだけ交換するとなるとやはり第一候補はこちらになるともいます。
カロッツェリアのハイエンドオーディオシリーズのスピーカー、TS-Z900PRS のハイレンジユニットのみ『TS-HX900PRS』です。
こちらは写真で見ると形状がツィーターのような感じになっておりますので、ツィーターユニットと勘違いされている方が多いですが、
ミッドレンジとツィーターが同軸上にセットされている2Way スピーカーになります。
こちらが先程の箱の中身ですね。
ツィーターっぽい見た目なのでそれほど大きくないかと思いきや、ミッドレンジも一緒になっているのでケースのサイズは思った以上に大きいです!
そして付属してくるパッシブクロスオーバーも結構大きいんです。
その大きさですが、V173Sのツィーターと並べるとこれくらいの大きさの違いになります。
あとは写真を撮り忘れましたが、奥行きもだいぶ大きいので体積はV173Sのツィーターの4倍近くあるのではないかと思います。
先程のハイレンジユニットを今までと同じようにダッシュボードの取り付けます。
正直、ダッシュボードの形状とガラスの兼ね合いで収まりが悪いですが^^;
そうにかギリギリ(?)取り付けができました。
左側もちょっとはみ出てますがどうにか固定は出来ております。
こちらのユニットは手軽に3Wayスピーカーを取り付けれるようにハイレンジユニットにダッシュボード用マウントが付属しておりますが、ユニットの大きいのでAピラーを加工して取り付ける方が収まりは良さそうですね^^;
スピーカー本体がどうにか取り付けができましたのであとは付属している大きなパッシブクロスオーバーをシート下に取り付けて今回の作業は完了です!
ちなみに今回はV173Sのドアスピーカーはそのまま使いますのでドアに関してはそのままとなっております。
そして最後にもともと取り付けられていましたオーディソンのアンプ内蔵プロセッサー『AP 4.9bit』を使って音の調整をさせていただいてから納車させていただきました。
といった形で本日はマツダ デミオ のダッシュボード上に取り付けられているカロッツェリアのTS-V173SのツィーターからカロッツェリアのTS-HX900PRS(ツィーターとミッドレンジが合わさったハイレンジユニット)に交換させていただいた作業の紹介でした。
追伸。
オーナー様のご要望でツィーター交換前と交換後のダッシュボードの全景写真を撮って欲しい。ということでしたので撮影してみました。
交換前
交換後
やっぱりしっかりサイズアップしておりますね。
最後に交換後の音の感想をちょっと。
今回は比較的お手軽に3Way化する内容でしたが、音の変化としてはちゃんと3Wayの音になりました。
すでに取り付けれられているプロセッサーの関係でどうしてもハイレンジユニットはパッシブクロスオーバーを使った接続となってしまいましたが、6チャンネル以上のプロセッサーを使って完全にマルチ接続した際にはもうちょっとバランスや音のつながりを詰めていけそうなので興味の湧くスピーカーでした。