本日はミニ クーパー のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのお車は純正オーディオのままの状態でしたが、もう少し音を良くしたい。ということでご相談いただきました。
店内にてスピーカーを聴いていただいたり、お話をさせていただいた結果、フロントスピーカーの交換を行うことになりました。

それでは作業にとりかかっていきたいと思います。

フロントスピーカーの交換ですのでまずはドア内張を取り外すところから作業がスタートです。

近頃のミニはＢＭＷとほぼ同じオーディオシステムとなっておりますので、ＢＭＷとほぼ同じドア中程に１０cmスピーカーが取り付けられています。

内張を取り外すとこのような感じです。
ドア内部の感じもＢＭＷとかなり似ていますね。

こちらの１０cmスピーカーを交換していきますので、まずは取り外します。

先程のスピーカーを取り外すと土台の部分だけドアに残るようになります。
こちらの土台は再利用しますのでこのままにしておきます。

スピーカーの取り外しができましたのであとは新しいスピーカーを取り付けていくのですが、その前に今回はドア制振作業もご依頼いただきましたのでスピーカーを取り付ける前に行っていきます。

今回ご依頼の制振作業はサービスホール部分ですのでまずは貼られていた防水シートを取り外し、綺麗に脱脂をします。

貼り付け部分の脱脂が終わったところで制振シートを貼り付けていきます。
今回はレアルシルトのノーマル版を貼り付けさせていただきました。
ドアの制振を行うときはやはり全面に対して施工することがお勧めとなりますが、貼り付ける面積が広くなると材料代も増えますし、工賃も上がります。
結果として料金も上がってしまうのですが^^;
ちょっと全面を施工するほどの予算がないなぁ・・・という方はサービスホール部分を塞ぐ今回の作業がおすすめですよ！

ドア制振が終わったところで今回取り付けを行うスピーカーの登場です。
今回はオーディソンのコアキシャルタイプのスピーカーをお選びいただきました。
ミニのスピーカー交換。そしてツィーターを取り付ける際にはほとんどの車両の場合、ダッシュボード上にツィーターを取り付けるようになります。
ダッシュボードが嫌だ！という場合には純正のツィーター取り付けパネルを取り寄せることになるのですが、このパネルが地味に高いです^^;
ということで今回はそんなツィーターの取り付け場所や方法を悩まなくていいコアキシャルタイプになっております。
中・高音がドア中程から出てきますので、音の高さは今までと変わることはないですが、それでもツィーターが追加されますのでノーマルの状態よりも高音がハッキリ聴こえやすくなり、結果としてクリア感が増してきます。
ノーマルよりもちょっとだけ良くしたい。という方にはおすすめですね(^^)

ということで、先程のオーディソンのコアキシャルスピーカーをドアに取り付けです。
純正スピーカーと同形状で作られていますのでピッタリ・スッキリ取り付けが完了です！

最後に内張を元通り組み付けて、

純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。

と言った感じで、本日はミニ クーパー のフロントドアスピーカー交換と制振作業をさせていただいた作業の紹介でした。

追伸

ミニのドア内部の鉄板にロゴマークが刻印されているのですが、いつ見てもこのマークは可愛らしく見えるんですよね！
ただ、ほとんどの方がこの刻印を見ることがないのが少し残念です。