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本日はBMW Z4 のルーフを静音作業させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのお車は以前スピーカー交換やプロセッサー取り付けなどをさせていただいたお車です。
今回はルーフの静音をしてみたい、ということでご相談いただきました。

それでは早速ですが作業に取り掛かっていきます。

BMW Z4のルーフ静音作業

静音作業は制振シートを貼り付ける作業となりますので、まずは貼り付けを行うために内装を取り外します。

通常ですとルーフを取り外すまで色々な内装を取り外していかねばならないので鉄板部にたどり着くまで結構時間がかかります。
ですが、Z4はオープンカーということで思いのほか早くルーフ部分を取り外すことができました。

BMW Z4のルーフ静音作業

まずは鉄板部に制振シートを貼り付けていくのですが、その前に貼り付け部をきれいに脱脂(掃除)します。
そのあとルーフを固定するクリップなどが干渉する部分を除いて制振シートを貼り付けます。
白いボディーに銀色のシートを貼り付けているので違いが分かりにくいですが、ビシッと貼り付けさせていただきました。

BMW Z4のルーフ静音作業

先程の制振シートの上から今度は吸音シートを貼り付けです。
いつもならスポンジ上のシートを貼り付けていくのですが、せっかくなら断熱効果の高いものにしませんか?とご提案させていただいき素材を変更させていただきました。
ということで今回貼り付けているのはオーディオテクニカのヒートシールドラグ AT-AQ490 です。
吸音層もあるので吸音もしてくれますが、遮熱・断熱ができる素材となっておりますので夏の昼間など頭上から降りてくる熱気を緩和することが出来ます。
これまた銀色のシートの上に銀色のシートを貼り付けているので違いが分かりにくいですが^^;
可動部など除いて貼り付けさせていただきました。

これで作業は完了ですので最後に内装を元通り組み付けて完成です。

BMW Z4 ルーフ静音作業

と言った感じでさらっとした感じの内容でしたがBMW Z4 のルーフ静音作業の紹介でした。

オーナー様からは後日、昼間の頭上からの熱気が緩和されて快適になりました!
と嬉しい報告をいただきました。

最後にちょっと雑談。
今回のルーフ静音作業。
主な効果としましては雨の日のルーフを叩く雨音が小さくなります。
小さくなるというとちょっと違うかもしれませんが、鉄板の響きが管理減るので不快感はかなり減らすことが出来ます。
そして吸音シートを追加することで夏場の熱気を緩和することが出来ます。
今回のようなルーフが小さいお車では効果は少なくなるかもしれませんがとてもお勧めな作業ですね!

あとは小さな効果としましてはルーフの共振を減らすことが出来ますので頭上に存在していたノイズ感が減ります!
このノイズ感は小さなものですし、意識しにくいので減ると言われてもピンとこないかもしれませんが、ノイズが減った時に「意外と頭上にもノイズがあったんだ!」と敏感な方には気付いていただけると思います!

ノイズ感には気付けなくても雨の日の変わりようはぜひ体験してみていただきたいものです(^^)

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