本日はBMW Z4 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はもう少し音が良くなれば、ということでスピーカー交換のご相談をいただきました。
スピーカーの交換ということなら実際に聴き比べていただくことが大変おすすめですので、当店の試聴ディスプレイにておすすめスピーカーを聴き比べていただき取り付けるスピーカーをお選びいただきました。
ということで早速ですが作業を紹介していきます。
スピーカー交換なのでドアの作業を行なっていきます。
ということでまずは作業前の状態です。
近頃のBMWはスピーカー部分のメッシュが透過率の高いものが多いように思います。
今回のZ4もうっすらスピーカーが見えるくらいの透過率になってますね。
そして今回の車両はミラー裏の部分にツィーターがある車両でした。
こちらがないと取り寄せで追加で費用がかかったりするのですでに装着済みなのはありがたいですね。
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
近頃のBMWらしくドア内部のサービスホール部分は樹脂パネルで覆われているタイプですね。
こちらが今回交換していく純正スピーカーです。
いつもの純正がついておりました。
先ほどのスピーカーを交換しますのでまずは取り外します。
近頃はスピーカーを取り外すと裏が樹脂パネルで塞がれている車両が多いですが、こちらは抜けているタイプでした。
スピーカー的には抜けている方が背圧がかかりにくいのでストレスの少ない鳴りをする印象があります。
ドア中程のミッドレンジスピーカーを取り外したところで次はミラー裏のツィーターも取り外しです。
こちらは一旦パネルごと取り外します。
そしてパネルを裏返すと純正ツィーターが取り付けられています。
純正ツィーターを取り外したところで新しく取り付けるオーディソンのツィーターと並べてみました。
左が純正で右がオーディソンになります。
オーディソンはBMW専用に作られていますのでツィーターの外径サイズは純正と同じになります。
ただ、純正の方は最近ツィーターの振動板が小さくなってフレームサイズは変わらないものの、小型なツィーターとなりました。
なので見た目的にはちょっと差がついてしまいましたね。
オーディソンのツィーターをパネルに取り付けです。
振動板サイズは違えども外径サイズは同じなのでピッタリと取り付けができます。
パネルに取り付けができればあとはパネルを車両に取り付ければひとまずツィーターの取り付けは完了となります。
パネル内部のツィーター交換なので作業前後で見た目は変わってないですね。
ツィーターの次はミッドレンジスピーカーを交換していきます。
まずは取り外した純正スピーカーと新しく取り付けるオーディソンのスピーカーを並べてみました。
専用品というだけあって見た目は似ていますね。
表側はかなり似ていますが、裏側は少し違いが見られます。
一番わかりやすいのはマグネットのサイズですね。
オーディソンのマグネットは純正のものより大きく強力なものになっています。
そしてわかりづらいですが、スピーカーのフレーム素材も違います。
純正の方は樹脂で作られていますがオーディソンの方はアルミなので強度がしっかりとあります。
こういった磁力やフレーム強度の差で音質に差が出てきます。
純正スピーカーとオーディソンのスピーカーを見比べたところでドアへ取り付けです。
オーディソンのスピーカーはBMW専用品というだけあってピッタリと取り付け可能になります。
補足ですが、近頃のBMWはスピーカーの取り付け方が少し変わりましたのでスペーサーを使わないと取り付けできない場合があります。
ミッドレンジまで取り付けが終わったところでドアの状況はこのように仕上がりました。
最後に内張を組み付けて完成です!
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えて作用完了です。
と言った感じで本日は BMW Z4 のフロントスピーカーをオーディソンのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介いたしました。