本日はBMW M2 のスピーカー交換作業を紹介したいと思います。
近頃、BMWのスピーカー交換のご依頼が多くなっております。
やはりノーマルオーディオの音質に不満を持たれている方が多いんだなぁと思いますね。
そんな不満を持っておられる方にオススメしているのがスピーカー交換ですが、当店ではオススメスピーカーを3種と、それらスピーカーを比較をしていただきやすいように純正スピーカーを合わせた4種を実際に聴いていただけるようにしております。
ですので、オススメの中でも好みの音色を選んでいただけますし、交換後の効果がどれほどあるのかも事前に実感していただきやすくなっております。
ということでM2のオーナー様にもいつものように実際にスピーカーを試聴していただき、ブラムのS100N24をお選びいただきました。
ということで早速スピーカー交換を行っていきたいと思います。
まずは純正ドア内張りです。
当たり前かもしれませんが、M2といっても2シリーズとドアの仕組みは同じでしたので、いつものように内張りを取り外していきます。
内張りを取り外すといつものように現れるのが純正ミッドレンジスピーカーです。
こちらのスピーカーを交換していきますのでまずは取り外します。
ミッドレンジスピーカーを取り外し、ツィーターを三角パネル部分に取り付けますのでパネルも一緒に取り外しております。
そうすると何もない状態になりました。
ここからはスピーカーを取り付けていく作業です。
まずはツィーターから取り付けを行っていきます。
今回取り付けを行うブラムのスピーカーはツィーター取り付け用のマウントがありますので(別売)マウントを使ってツィーターを取り付けることも可能なのですが、見た目を変えることなくスッキリと取り付けを行うためにBMW純正パーツを用意しました。
左がもともと取り付いていたパネルで、右が今回用意したハーマンオプション用のパネルです。
このハーマンパネル内にブラムのツィーターを取り付けていきます。
今回用意したハーマンパネルにはツィーターも付属していましたので、新たに取り付けるブラムのツィーターと並べて比較してみました。
お分かりだと思いますが、左が純正で右がブラムとなっています。
ブラムはそのままでは純正ツィーターより外径が小さいですので、同じ大きさになるようにアクリル製のアタッチメントリングを取り付けて同じ外径サイズにしています。
同じ外径になれば後はパチっとはめ込んで、動かないように固定したらツィーターの取り付け完成です!
ブラムのツィーターはロゴが付いているのですが、純正グリルがあるのでパネルに取り付けてしまうとほとんど見えなくなってしまします^^;
まぁ、表にハーマンのロゴがありますので2つとも見えるよりかは1つの方がシンプルでいいかもですね!
これでツィーター取り付けはとりあえずひと段落。
お次にミッドレンジスピーカーの取り付けを行っていきます。
まずはスピーカーの背面部に吸音材を貼り付けますので、貼り付け部を綺麗に脱脂します。
そして綺麗になったところにレアルシルト ディフュージョンを貼り付けです。
見た目はチョコレートのようですが、吸音と拡散を同時に行ってくれるのでなかなかの優れものです。
吸音材を貼り付けたらお次にスピーカーの土台となるインナーバッフルを取り付けます。
BMWの場合は取り付けスペースの関係上 インナーバッフルが厚みのあるものが作れません。
ですのでいつものようにMDFで製作すると強度不足になりがちですので、当店ではバーチ積層合板を使ってオリジナル製作しております。
そしてインナーバッフルの取り付けが終わればスピーカー周りの制振、デッドニングです。
今回はオススメ取り付けメニューのブラムセットでの取り付けですのでスピーカー周りを中心にドア上部を制振しておりますが、ご予算が許すのであればドア全面制振の方が効果が高くオススメですよ!
これでミッドレンジスピーカーを取り付ける準備ができましたので、
スピーカーの取り付けです!
ブラムのスピーカーは振動板にツヤがあるので光の加減でかっこよく見えるのですが、内張りを組み付けてしまうと見えなくなるのが残念です(>_<)
これでミッドレンジスピーカーが車両に付きましたので先ほどツィーターを取り付けた三角パネルを、
取り付けです!
これでツィーターとミッドレンジスピーカーはドアに取り付け完了ですが、最後にセットメニューにある内張り部分の制振作業を行います。
まずは内張りをひっくり返し、内部を綺麗に脱脂します。
共振しやすい場所を選び、オーディオテクニカの制振シートを貼り付けです!
こちらもセット内容は部分的な制振ですが、効果は全面制振の方が高くなっております。
これでスピーカー交換セットメニューの作業は全て終わりましたので、ドア内張りを元通り組み付けて、純正オーディオに内蔵されている音質調整機能で全体の音を整えたら完成です!
それでは最後に内張り組み付け後の完成写真をどうぞ!
三角パネルをツィーター無しからハーマンのツィーター有りバージョンに交換しておりますので、見た目は多少変わっていますが 純正パネルですので違和感なくツィーターを取り付けることが出来ております!
見た目を変えたくないという方にもこの程度なら許容内だと思いますし、こちらのパネルの方が「オーディオいじったなぁ」という満足感にもなると思います。
納車の際にはオーナー様にもスピーカー交換の効果を実感していただき、満足していただきました(^-^)
と言った感じで BMW M2 スピーカー交換(ブラム)の作業紹介でした!
追伸。
M2のフェンダーのモリッと感が凄かったです!
特にリアフェンダー。マッチョでした!
追伸2。
今日で9月が終わりますね。
明日から10月ということで消費税が10%になります。
消費税の計算は楽になりますが、1桁から2桁に変わるので2%とはいえかなり大きな差に感じてしまいますね^^;
消費税は増税となりますが、当店は経済産業省が行います『キャッシュレス・消費者還元事業』の対象店舗となっております!
ですのでクレジットカード決済や楽天ペイなどを使ってのキャッシュレス決済をしていただきましたら 後ほど5%ポイント還元されますのでご利用くださいね(^-^)