ＢＭＷ２２０ｉフロントスピーカー交換 | 福岡のカーオーディオ専門店トーン

本日はＢＭＷ２２０ｉのフロントスピーカーをブラムのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はもうちょっとオーディオの音をよくしたいということでご相談にご来店いただきました。
ＢＭＷの場合、スピーカー交換を第一におすすめさせていただいておりますので、店内にてＢＭＷ用のスピーカーを３種聴き比べていただき、ちょっと悩まれましたが、最終的にブラムのスピーカーをお選びいただきました。

それでは作業を紹介していきます。

フロントスピーカーの交換作業ですのでドア内張を取り外すところから作業を始めていきます。
ですが、その前に作業前のドアの状態です。
こちらの車両は純正でツィーターが取り付けられているタイプになりますね。
そして近頃のＢＭＷはミッドレンジスピーカーがかなりドアの中央寄りなことが多いのですが、この２シリーズは以前と同じくらいの場所、比較的車両前方寄りに取り付けられていますね。

こちらが純正ツィーターになります。
うっすらとツィーター本体が見えていますね。

そしてこちらがミッドレンジスピーカーになります。
近頃のモデルはこのミッドレンジスピーカーグリルの透過率が上がっている感じで、スピーカーが見えやすくなりました。

そして先ほどの内張を取り外すとこんな感じです。
ドア内部がほとんど樹脂で覆われているタイプになりますね。

そしてこちらが先ほどうっすら見えていたミッドレンジスピーカーです。
いつものＢＭＷ純正！といった感じです。

スピーカーを交換していきますのでまずはツィーターもミッドレンジも取り外してしまいます。

スピーカーの取り外しが終わったところでまずはツィーターから交換していきます。
ということで取り外したサイドミラーのパネルになります。

こちらをまずは３分割です。
そうするとツィーターがはっきりと見える状態になりました。

ツィーターが見える状態になったところでパネルから取り外します。
そして新しく取り付けるブラムのツィーターと並べてみました。
フレームサイズは左の純正が大きいのですが、振動板サイズはだいぶ小さいですね。
ブラムも大きい方ではないのですが、純正より大きな振動板になっております。
ただ、フレームサイズがブラムが小さいですのでこのままでは同じ場所に取り付けてもグラグラになってしまいます。

ということでブラムに純正と同じサイズになるリングを取り付けます。
これでピッタリサイズで取り付けることができるようになります。

ツィーターサイズが同じになったところでブラムのツィーターをサイドミラー裏パネルに取り付けます。

そして取り外すときと逆手順で組み付ければサイドミラー裏パネル内にブラムのツィーター装着完了です。

そしてパネルをドアに取り付ければひとまずツィーターの交換作業の完了です。

ツィーターの取り付けが終わったところで次にミッドレンジスピーカーの交換です。
が、その前にドアの制振を行います。
今回はドア内部の大部分が樹脂パネルでしたのでその樹脂パネルの振動しやすい場所を選んで制振シートを貼り付けさせていただきました。

ドアの制振が終わったところでミッドレンジスピーカーを取り付けるためのインナーバッフルを取り付けます。

インナーバッフルの取り付けが終わればいよいよスピーカーの取り付けです。
バーチで作ったインナーバッフルにミッドレンジをしっかりと取り付けて、スピーカーの周りに吸音スポンジを貼り付けて仕上げております。
そして隙間を見つけてツィーター用のハイパスフィルターとミッドレンジ用のローパスフィルターを取り付けております。