店内にあります試聴用のディスプレイから
一旦取り外して休憩してもらっているイートン RSR-160ですが、
RSR-80を追加しまして3wayで活躍してもらおうと思います。
3Wayの音ってどんなだろう?
と興味がある方はたくさんおられると思いますので
そんな興味にお応えするべく3Way化をちょっとずつ準備中です^_^
ちなみになんで2Wayより3Wayの方が音がいいと言われるかともうしますと、
スピーカー口径により得意な帯域が異なるので、
その口径にあった帯域を担当してもらうためです!
スピーカーは本来、
1つのユニットで低域から高域まで全ての帯域を鳴らすことが理想です。
ですが物理的な限界で1つのユニットで低域から高域まで全てフラットに
鳴らすことは極めて難しいです。
ですので中低域を担当するミッドバスと
高域を担当するツィーターの2つで低域から高域まで鳴らす2Wayユニットができました。
2Wayユニットのように再生帯域を分担し、
その帯域に特化したユニットを再生することで
1つのユニットで全ての帯域を鳴らすより
よりフラットに近い状態で鳴らすことができるようになります。
ですが、カー用で中低域を担当するミッドバスは
16cm、または17cmがよく見られるのですが、
これらのサイズのスピーカーは全てではないですが
800Hz付近から上の帯域に分割共振と言われる現象が発生し、
この分割共振が再生する音を濁らせてしまします。
ということで3Wayユニットの登場なのです。
これまたユニットによってかわりますが、
800Hzあたりから上の帯域をミッドハイに担当してもらうことで
ミッドバスは分割共振を起こしてしまう帯域を担当しなくてよくなるので
ミッドバスはクリアな音楽だけを奏でることが出来て、
ミッドハイも得意な帯域だけを担当してもらい、さらに上の帯域はツィーターが受け持つ。
ということで3Wayの方が音が良いとよく言われるのです。
ただ、車に3Wayを取り付けると調整などが大変になるというのはまた別のお話ですが・・・(^^;