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店内にあります試聴ディスプレイに取り付けているスピーカーを一部いじってみました!
と言いましても違うスピーカーに交換したわけではなく、パッシブネットワークの設定を変更しました。
なんでパッシブネットワークの設定を変更したかと言いますと、単純にスピーカーの鳴り方に納得できなかったからです^^;

いつもは新しい試聴スピーカーを入れるとまずは通常どおり接続し、ツィーターのレベルは±0でスタートします。
そしてその状態でスピーカーが馴染むまで鳴らし込みます。
この状態がスピーカーメーカーが狙った音が出るはずだからですね!

ヘリックス P62Cパッシブネットワーク

ほとんどのスピーカーはこの状態のまま馴染んでいけばそれなりに納得する音がするようになるのですが、たまにそれでは納得できないスピーカーがあります。
そういったスピーカーはその後、ツィーターのレベルを上げたり、下げたりしながら、それでも違う場合は逆相で繋ぎ直してみたりしながらそのスピーカーのベストの状態を探ります。
ここまですれば ほぼすべてのスピーカーが納得できる音が鳴るようになります。
ですが、今回のスピーカーはそれでも納得できなかった曲者(?)スピーカーでございます。

そんな曲者スピーカーに対して行う次の手段はパッシブネットワークの設定変更です!
パッシブネットワークに内蔵されている調整機能では対応できなかったということですので思い切ってクロス値やスロープの変更しました。

その甲斐ありましてやっと曲者スピーカーが納得いく音になってまいりましたよ!

ということで、今回パッシブネットワークの設定を変更したスピーカーをお知らせいたします。

まず1つ目は絶賛キャンペーン中のブラムシグネチャーシリーズのS165.80です。

ブラム スピーカー S165.80

一応言っておきますと、ブラムのスピーカーがダメなわけじゃないですからね。
BMW用の試聴スピーカーとして導入しているS100N24がすごくいいんですよ!
それと比べると同じツィーターを使っているのに納得できないところがあったんです。
そこを改善したくてだいぶ設定を変えてみました。
設定を変え始めてだいぶかかりましたがやっと納得出来るラインに到達しました!

そしてもう1つのスピーカーが、イートン RSR160とRSR80の3Wayです!

イートン RSR160とRSR80

こちらは当店の中古商品なのですが、中古商品でもしっかりと音を聞いていただいて納得の上お買い上げいただきたいですので、聴けるようにしております。
ただ、こちらもなかなかのくせ者でして^^;
ツボにはまればとても良い音をするのですが、そのツボが狭くてなかなか難しかったので、もっとバランス良く鳴るようにだいぶ設定変更し続けていました。
このスピーカーはこういう音なんだ。と半ば諦めていた時にふとアイデアが思いつきまして試したところなかなか良い感じになりましたよ!
長い付き合いですがやっと納得できる音に仕上がりました(笑)

ということで、上記の2種スピーカーをすでに当店で試聴したことがある方も鳴り方が変わってますので、もう一度聴いてみませんか?
それはそれでなかなか面白い発見があるのではないかと思いますよ(^-^)

といった感じで、今日は僕の趣味であるパッシブいじりといじられたスピーカーの紹介でした!

追伸
お盆までブラムシグネチャーキャンペーンも行っておりますので宜しくお願いします!

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