本日はマツダ CX-8 のフロントスピーカー・センタースピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は当初メールにてスピーカー交換のご相談をいただいておりました。
その後、実際にご来店いただきスピーカーの聴き比べなどをしていただき、取り付けるスピーカーをお選びいただきました。
そして今回取り付けるスピーカーはフランスブランドのブラム、シグネチャーシリーズに決定いたしましたので取り付けを行っていきます。
ということで、まずはフロントドアスピーカーから交換を行っていきます。
こちらは作業前の状態です。
スピーカーグリルのところにボーズのエンブレムがついていますので、こちらのお車はボーズオプション付きとなっております。
先ほどの内張を取り外すとこのようになります。
ドア内部はいつものマツダ車らしい感じで、樹脂パネルでほとんどのエリアが覆われていました。
そしてその樹脂パネルの上にボーズのスピーカーが取り付けられていました。
スピーカー交換ですので先ほどの純正スピーカーを取り外します。
そしてオリジナルでインナーバッフルを製作して取り付けております。
スピーカーの土台となるインナーバッフルの取り付けができましたので早速スピーカーを取り付けても良いのですが、その前にドアの制振を行います。
ということで制振前の状態です。
今回はインナーパネルの全面制振をご依頼いただいましたので全面にオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けております。
制振シートが青色ですので一面青色で仕上がっております。
制振作業が終わったところでお次にドア内部にウーファー用のパッシブクロスオーバーを取り付けます。
今回取り付けを行うスピーカーはブラムの『S165N45+』なのですが、こちらはローパスフィルターとハイパスフィルターが別体となっておりますので、ドア内部にはローパスフィルターのみの取り付けとなっております。
パッシブクロスオーバーの取り付けまで完了したところでいよいよスピーカーの取り付けです。
ブラムのシグネチャーシリーズはカーボン振動板ですのでカーボン柄とツヤッとした感じがカッコいいですよね!
スピーカーの取り付けまで終わったところでドアの作業は完了ですのでお次はツィーターを交換していきます。
今回のツィーター取り付けは純正位置への取り付けですのでまずは純正ツィーターを取り外すためにピラーを取り外します。
ピラーを取り外して裏から見るとしっかりとボーズのシールが貼られています。
先ほどのツィーターを取り外すとこのようになっております。
ボーズのツィーターを取り外したのでせっかくですからブラムのツィーターと並べてみました。
ボーズのツィーターはしっかりと表側にもロゴがついていましたよ。
ボーズのツィーターを取り外したら今度はブラムのツィーターを取り付けです。
ありがたいことに純正とブラムの外径がほとんど同じでしたので綺麗に取り付けができました。
ピラーにツィーターの取り付けが完了しましたのであとはピラーを車両に取り付ければツィーターの取り付けも完了です。
ツィーター用のハイパスフィルターは車両の邪魔にならないところへ取り付けをさせていただいております。
フロントスピーカーの交換が終わりましたので仕上げにセンタースピーカーの交換です。
センタースピーカーのグリルを取り外すと8cmくらいのスピーカーが顔を出します。
取り外しを行うとこんな感じです。
純正スピーカー取り外したので新しく取り付けるブラムのスピーカーと並べてみました。
今回取り付けるのはブラムの80mmフルレンジスピーカー『FRS 3N50』です。
サイズ的にはミッドレンジスピーカー程度なのですが、センタースピーカーですのでフルレンジタイプとなっているこちらのスピーカーをオススメさせていただきました。
FRS 3N50 はそのままでは固定位置が違いますので純正と同形状でインナーバッフルを作っております。
配線を接続し、取り付けるとこのようになります。
FRS 3N50のスピーカーグリルは接着されているものだと思い込んでいたら、少し強めに引っ張ったらグリルが取れましたので取り外した状態で取り付けさせてもらっています。
あとは元々あった純正のスピーカーグリルを取り付けてセンタースピーカーの交換も完了です。
これにてスピーカー交換作業は全て完了しましたので最後にすでに取り付けられていたCX-8専用ビッグXに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。
と言った感じで、本日はマツダ CX-8 のフロント・センタースピーカー交換作業の紹介でした!