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本日はマツダ デミオ のアンプ取り付け作業とスピーカーのマルチ接続化をさせていただいた作業の紹介をします。

こちらのお車は以前、カロッツェリアのハイレンジユニット『TS-HX900PRS』を取り付けさせていただきました。
その時のブログはこちら↓

ちなみにハイレンジユニットはツィーターとミッドレンジスピーカーが同軸上にセットされており、1ユニットになっているスピーカーです。
以前の取り付けの際にはハイレンジユニットに付属しているパッシブクロスオーバーネットワークを使って、1アンプでツィーターとミッドレンジを鳴らしていました。
それを今回はアンプを追加することでツィーターとミッドレンジをそれぞれ1アンプで鳴らして、完全にマルチ接続化する作業となります。

それでは作業を紹介させていただきます。

マツダデミオの運転席下にカロッツェリアのアンプを取り付け

まずはいきなりですがアンプを取り付けた状態になります。
今回取り付けさせていただいたのはカロッツェリアの『PRS-D800』です。
こちらのアンプは2チャンネルですが、アンプとしては小型な部類に入りますし、比較的お手頃価格(38,500円税込)です。
なので徐々にシステムアップしていきたい方にはぴったりなアンプです。

こちらのお車のシステムを紹介させていただきますと、
今までがオーディソンのアンプ内蔵DSP『AP 4.9bit』を取り付けて、内蔵されている4チャンネルアンプをハイレンジユニットで2チャンネル、ドアスピーカーで2チャンネル。と言った感じで接続し、音楽を鳴らしておりました。

そして『AP 4.9bit』のちょっと面白い機能としまして、内蔵されているアンプは4チャンネルなのですがその他にプリアウト(RCA出力)を5チャンネル持っています。
すでに1チャンネルはサブウーファーで使用しておりますので残り4チャンネルありまして、そのうちの2チャンネルを今回取り付けた『PRS-D800』に送り出し、DSP内蔵の4チャンネルと『PRS-D800』の2チャンネルを合わせて6チャンネルとしてツィーター、ミッドレンジ、ウーファー(ドアスピーカー)と接続をし直しております。

ハイレンジユニットはパッシブクロスオーバーで鳴らしてもバランスは取れているのですが、さらに個別に調整をかけることができるようになり、より細かなバランス調整が可能となります。

と言ったところが今回のメインの作業となっておりますが、合わせてドア内部の作業もご依頼いただきました。
というのがスピーカーケーブル通線とスピーカー背面部の精神です。
ということで、

マツダデミオのドア内張

ドアの作業を行なっていきます。
まずは作業前の状態ですね。

マツダデミオのドア内部

内張を取り外すとこのようになっております。

マツダデミオのドアスピーカー

ちなみに取り付けられているスピーカーは見た目はTS-Z900PRSとそっくりですが、TS-V173Sとなっております。

マツダデミオのドアスピーカーを取り外し

スピーカーケーブルの通線をしたり、スピーカー背面部の制振を行いますのでまずはスピーカーを取り外します。

マツダデミオのドアスピーカー背面部のデッドニング

まずは制振作業から行いますのでレアルシルトのハイグレード版『匠』を部分的に貼り付けます。

マツダデミオのドアスピーカー背面部のデッドニング

そして匠の上からレアルシルトの吸音・拡散材『ディフュージョン』を貼り付けてスピーカー背面部の制振作業が完了です。

マツダデミオのドアにオーディオテクニカのスピーカーケーブルを通線

スピーカー背面部の制振作業が終わったところでスピーカーケーブルをドア内部に通線します。
今回はオーディオテクニカの『AT-RS110』を通させていただきました。

そして今回のアンプ取り付けはシート下ですが、今後アンプをトランクへ移設するかもしれない。とのことでしたのでトランクまで届く長さで通線をさせていただいております。

マツダデミオのドアにオーディオテクニカのスピーカーケーブルを通線

スピーカーケーブルの通線まで終わればあとはスピーカーとケーブルを接続し、スピーカーを元通りに戻してドアの作業は完了です。
そしてスピーカーケーブルも車内側はアンプへ接続して全ての作業が完了です。

マツダ デミオ アンプ取り付けとマルチ接続化

取り付け作業後はオーディソンの『AP 4.9bit』の初期設定をやり直して、さらに3Way + サブウーファーの音質調整をさせていただきました。

と言った感じで本日はマツダ デミオ のアンプ取り付けとスピーカーの接続をマルチ接続化した作業の紹介でした。

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