本日はホンダ シビックにオーディオテクニカのデジタルトランスポートユニットを取り付けた作業を紹介したいと思います。
こちらのオーナー様はちょっとずつシステムアップをされている方ですが、今回は再生ソースを増やすためにデジタルトランスポートを取り付けることになりました。
こちらのユニットはオーディオテクニカから発売されていますAT-HRD500 です。
先ほど再生ソースを増やすといいましたが、こちらはプレーヤーではなくコンバーター、変換器です。
何を変換するのかといいますとデジタル信号をデジタル、もしくはアナログに変換するユニットです。
それだけ聞くとそんなの必要か?となりそうですが(^_^;)
ウォークマンやDAP、あとはiPhoneなどを車内で再生するために必要となるものです。
というのも、ウォークマンやDAP、あとはiPhoneなどの多くはデジタル音声出力がUSBだったりします。
中には光出力するものもあるのでそういうものの場合は必要ないのですが、
というのを書き出すと長くなってしまいそうですので、とりあえずウォークマンやDAP、iPhoneなどから出力されるデジタル信号をプロセッサーに直接接続しようとすると必要になるものです!
ということでサクッと取り付けます!
こちらのユニットはそれほど大きなものではないので取り付け場所には困らないのですが、オーナー様とどこに取り付けましょうか?と色々と相談させていただいた結果、助手席の足元奥、というよりグローブボックス裏になるのかな?のパネルに取り付けることとなりました。
取り付け自体は両面テープでガチッと貼り付けているのですが、それだけだと少し不安でしたので保険的にタイラップで固定させていただきました。
あとは動作させる為に必要となる電源とプレーヤーからのUSBケーブル、デジタルトランスポートユニットからプロセッサーまでの光ケーブルを配線し取り付け完了です!
先ほどユニットを取り付けたパネルを組み付けるとこのようになりました。
下から覗き込めば見えるのですが、普通にシートに座ってしまえば見えない場所となります。
今回は再生するソースとしてiPadを取り付けました。
音楽再生ならウォークマンなどの方が音質的に優れるかと思いますが、やはりこの画面サイズは見やすいですし、操作もしやすいですよね!
ちなみにiPadからデジタルトランスポートまでのUSBケーブルはエレコムのUSBケーブルを使用しております。
お手頃な価格の割に音質が良いので、まずは最初の1本にオススメのケーブルです。
今回はプロセッサーにデジタル信号を直接入力する形での取り付けとなっておりますので必要となるものがもう1つ。
それがプロセッサーのリモコンです。
デジタル信号はフルボリューム信号ですのでリモコンがないと常に爆音再生となってしまうのでボリュームをコントロールするためにリモコンになります。
接続をしているプロセッサーがヘリックスのDSP PRO Mk2 ですので、ヘリックスのリモコン、URC−3 をシフトノブ奥にあるポケット部に取り付けさせていただきました。
といった感じでホンダ シビックにオーディオテクニカのデジタルトランスポートユニットを取り付けさせていただきました。
今までのシステムがサイバーナビのアナログ出力をプロセッサーに入力して音楽再生しておりましたが、AT-HRD500を取り付けることでプロセッサーまでデジタル信号で伝送することができるようになり、音の鮮明度や情報量が向上しました!
もちろんサイバーナビからのアナログ出力でも良い音はするのですが、もう一歩先の高音質!と思った時にデジタルトランスポートユニットの取り付けもオススメですよ(^ ^)