本日はフォルクスワーゲン シャラン のフロントスピーカーの交換とナビゲーションの交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はご来店時にはすでに交換したいナビゲーションは決められていたましたので、あとはどのスピーカーを取り付けていくのか、ということでご相談いただきました。
スピーカー選びといえばやはり実際に聴いていただくことが一番ですので店内の試聴ディスプレイにてスピーカーを聴き比べていただきました。
少し悩まれましたが最終的にブラムのスピーカーをお選びいただきましたので取り付けを行なっていきます。

まずはドアスピーカーの交換から作業を行なっていきます。
ということで作業前の状態です。
ドア下部にはウーファーがあり、ドアノブ付近にツィーターが取り付けられていますね。

先程の状態から内張を取り外すとこのようになります。
シャランのドアはほとんどの部分が鉄板となっており、一部サービスホールは空いておりますが樹脂パネルで塞がれている状態ですね。
フォルクスワーゲンのドアは鉄板が厚く、強度がありますし、サービスホールも少なくしかも塞がれているのでスピーカーを鳴らすには条件の良いドアではないかと思います。

そしてこちらが純正スピーカーになります。
サイズ的には１８cmになると思いますが、シンプルなデザインですね。

先程のスピーカーを交換していきますのでまずは取り外します。
リベットで６点止めされていましたのでリベットを壊して取り外しております。
スピーカーの取り外しが終わったところでここからブラムのスピーカーを取り付けていきます。

まずはスピーカーケーブルを新しくドア内部に通していきます。
今回はオーディオテクニカの『ＡＴ－ＲＳ１１０』をナビ裏からスピーカーまで引き回します。

スピーカーケーブルがドア内部まで通せたところで次にスピーカー背面部の鉄板部分を部分的に制振していきます。
ということでレアルシルトを貼り付けた状態です。

先程貼り付けてた制振シートの上に今度は拡散と吸音効果のあるレアルシルト ディフュージョンを貼り付けます。
これにてスピーカー背面部の制振作業の完了です。

スピーカー背面部の制振が終わったところで次にスピーカーを取り付ける鉄板部分を制振します。
今回はサービスホール部分を塞いでいく予定でしたが、すでに樹脂パネルで塞がれていますのでその樹脂パネルを強化する形でレアルシルトのハイグレード版『匠』を貼り付けました。
あとはスピーカーの近くも少し貼り付けております。

そして同時にスピーカーを取り付けるためのインナーバッフルをオリジナルで製作して取り付けて、ウーファー用のローパスフィルターも取り付けております。
これでスピーカー取り付けの準備が出来ましたので、

ブラムの『Ｓ１６５Ｎ４５』のウーファーを取り付けです！
黒いドアに黒いスピーカーなので色的に馴染んでしまってますね。

最後に内張を元通り組み付ければドアスピーカーの交換は完了です。
補足ですが、純正のツィーターはスピーカーケーブルがつながっていないので鳴らない状態となっております。

ドアスピーカーの交換が終わったところでお次にツィーターの取り付けです。
ドアスピーカーの時と同じようにスピーカーケーブルをナビ裏から引き回してきてダッシュボード上に取り付けております。
『Ｓ１６５Ｎ４５』のツィーターは小さいので視界の邪魔になりにくいので良いですね。
ツィーターの取り付けまで終わったところでスピーカー交換作業は完了です！
なのでお次はナビの交換です。

元々取り付けられていたのはカロッツェリアの楽ナビ７インチタイプでした。
こちらを取り外して、

ケンウッドのフローティングタイプ９インチナビの『ＭＤＶ－Ｍ９０９ＨＤＦ』を取り付けさせていただきました。
ナビが新しくなったのはもちろんのこと、モニターサイズが大きくなって見やすくなっております。
また、フローティングタイプになることで通常よりも少しだけモニターが近くになります。
その結果、モニターの存在をより大きく感じることもできるようになります。
フローティングタイプは好みが分かれるところではありますが、多くの車種に取り付け可能なところは良いですよね！

と言った感じで今回ご依頼の作業が全て完了いたしましたので、最後に今回取り付けを行なったケンウッドの音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。

今回はフォルクスワーゲン シャラン のフロントスピーカー交換とナビゲーション交換作業の紹介でした！