本日はフォルクスワーゲン ゴルフ のピラーを加工させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は定期的にシステムアップしていただいている方で、今回はフロントスピーカーを３Ｗａｙ化するためにミッドレンジを追加する作業となります。
今までの状態がツィーターを専用のマウントを制作し、ダッシュボード上に貼り付けて取り付けておりました。

そこに同じようにミッドレンジのマウントを制作し、ダッシュボード上にツィーターと並べる形で取り付ける方法もありましたが、さすがにダッシュボード上に片側２つユニットを置くことになると賑やかになってきますので、今回はピラーを加工させていただき、ピラーにツィーターとミッドレンジを取り付けさせていただくことになりました。

それでは作業を少し紹介していきます。

ピラーを加工していきますのでまずは取り外します。
ピラーに純正ツィーターが取り付けられていますが、そちらを取り外して作業を行なっていきます。

いきなりですが、ツィーターとミッドレンジを取り付ける場所をカットします。
ピラーの上に乗っかる形で加工取り付けすることも可能ですが、そうするとピラーからの出っ張りが大きくなってしまいますので、ピラー自体をカットしてツィーター、ミッドレンジが半分埋まったようになるようにしております。

ここからツィーターとミッドレンジの角度を決めてパテを使って形を形成していくのですが、綺麗に写真を撮り損ねておりました(^^;;

ということでいきなりですが、完成です！
今回は今まで取り付けていたドイツ ブラックス のグラフィックシリーズ 『ＧＬ２』を追加させていただきました。
少し余談ですが、今まではミッドレンジといえば８０mmが主流でした。時々１００mmという大きなものもありましたが・・・
それが近頃は小型な５０mm が海外メーカーの中で流行り（？）のようで、ちょくちょくと５０mm の選択肢が増えてきています。

小型の方が加工して取り付ける際にすっきりと取り付けることができますし、少ないですが純正でミッドレンジが取り付けられている車両の場合にも純正位置に取り付けできる可能性が高くなりますのでありがたい選択肢です。
とはいえ、グラフィックシリーズの場合は８０mm が９９，０００円なのに対して５０mm は１１０，０００円と少し割高になってしまいます(^^;;
価格を見ると少し悩ましくなるかもですね・・・

ちなみに助手席側はこのように仕上がっております。
ピラーに今までなかったものが付きますのでもちろん自然とは言えないかもですが、それでも極力埋め込み加工をさせていただき、違和感を最小限にした取り付けは出来たかと思います。

そしてまたまたすこし補足ですが、以前の取り付けでトランクにＤＳＰとアンプを取り付けさせていただきました。
取り付けたアンプは４チャンネルモデルでその４チャンネルでフロント２Wayスピーカーをマルチ駆動しておりました。
ですが、今回はアンプの追加はなく、ツィーターチャンネルを以前使用していたパッシブクロスオーバーネットワークでツィーターとミッドレンジに分けて接続をさせていただきました。
一気にシステムアップをせず、ちょっとずつ、というのがオーナー様のご意向ですので今回はミッドレンジを追加する点に集中したような形となりました。

ということで次回はアンプを追加してフロント３Wayを全て個別のチャンネルで鳴らすようシステムアップの予定となりました。

と言った感じで本日は写真が少なめでしたが、着実に進化しているフォルクスワーゲン ゴルフ のピラー加工をしてフロントスピーカーを３Ｗａｙ化させていただいた作業の紹介でした！