本日はフォルクスワーゲン ゴルフ のフロントドア制振をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はスピーカー交換から始まり、段階を踏んで徐々にシステムアップをしていただいている方です。
今回はシステムアップの一環としてドア制振をご依頼いただきました。
というのが、いつもはスピーカー交換の際に制振作業を一緒にご依頼いただくことが多いのですが、あえて制振作業を後回しとしてその分スピーカーのグレードをあげる選択をしていただいておりました。
なので後からと言った感じでの施工となります。

それでは作業を紹介していきます。

今回はドア制振なので作業場所はドアのみになります。
まずは作業前の状態ですね。
スピーカーを交換しておりますが、インナーバッフルでの取り付けですので見た目は純正のままとなっております。

そして先ほどの内張をはずした状態です。
スピーカー交換のみでしたのでドア内部は至ってシンプルなままです。
そしてスピーカー交換の際に取り付けさせていただいたのは、当店で人気の（購入ではなく試聴での人気ですが）ドイツブランド ブラックス グレフィックシリーズ『ＧＬ６』です。

今回の制振作業はスピーカーの背面部、スピーカーが取り付けられている鉄板部、内張、と行います。
まずはスピーカー背面部から行っていきますのでスピーカーを取り外します。

そして車両後方に取り付けられている樹脂パネルも取り外してスピーカー背面部の鉄板にアクセスしやすいようにします。

まずはスピーカーの真裏の部分から。
今回は部分制振スタンダードが基本となりますのでまずはレアルシルトのノーマル版、青色のシートを貼り付けます。

そして前面までいかないまでも追加で施工をさせていただきますのでドア内部のバランスを見ながら部分的にレアルシルトを追加で貼り付けていきます。

レアルシルトを貼り付けた後は拡散と吸音効果のあるディフュージョンを貼り付けです。
まずはスピーカーの真裏、

そして車両後方側にも少し貼り付けです。
写真で写している場所以外にも貼り付けをしているのですが、どうしても裏側の施工になりますので写真で上手に写すことができませんでした^^;
これにてスピーカー背面部の施工は完了です。

車両後方側の樹脂パネルを組み付けて完成です。
お次は今見えているスピーカーが取り付けられている鉄板部分に施工していきます。

いきなりですが完成です！
スピーカー取り付け部は前面への施工ですので貼り付けると支障がある場所を除いて貼り付けをさせていただきました。
こちらはオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けさせていただいております。

最後の仕上げに内張への施工です。
ということでまずは純正の状態です。
純正の状態でも吸音のためと思われるフェルトが設置されていました。

ですが、フェルトがあっては貼り付けができませんのでまずはフェルトを取り外します。

そして貼り付けです！
内張は部分制振 スタンダードをご依頼いただきまいたので振動しやすい場所を選び貼り付けをさせていただいております。
制振シートの貼り付けが終われば、

純正のフェルトを再度設置し、

内張を組み付ければ今回の作業は終了です。
色々と貼り付けをさせていただきましたが、全てドア内部、見えないところですので、作業後は見た目が変わることがありません。

作業が終わったところで以前取り付けさせていただいたＤＳＰ ヘリックスの『ＤＳＰ ＰＲＯ ＭＫ３』をパソコンに接続し、音の調整をさせていただいて納車させていただきました。

と言った感じで本日は フォルクスワーゲン ゴルフ のフロントドアを制振させていただいた作業を紹介させていただきました。