どうやら台風が接近してきているみたいですね。
しかもこの週末3連休に日本を通過していくようで(^_^;)
せっかくの3連休がお出かけ日和の真逆になりそうな気配です!
そんな台風情報も気にしながらドア制振作業を行いました!
前回に続きお客様のお車ではなく当店代車のkei のフロントドアを制振しました。
せっかく自由にできる車があるのでドア制振のデモンストレーションにでもなれば、という感じです。
ということで施工内容を紹介します。
まずは内張りを外した素の状態です。
以前アウターバッフルを製作しましたのでおっきなインナーバッフルが付いていますが
内張りを外せばkei はこのようになっています。
そして防水のために取り付けられているビニールを外し、
汚れと油分をしっかりふき取り綺麗にします。
ここまでが下準備ですので、まずはスピーカーの裏側の鉄板、アウターパネルから行っていきます。
まずはスピーカーの裏側に制振材のレアルシルトを貼り付けます。
青色のスタンダードのモデルです。さらにサービスホールからのぞいて横から見ると
こんな感じです。
レアルシルトを貼り付けた上に今度はレアルシルトの吸音、拡散材 ディフュージョンを貼り付けます。
横から見ると
これでアウターパネルの制振作業完了です!
今回の作業はアウターパネル 部分制振 スタンダードになります。
他にも全面制振や使用する材料のグレードが高いハイグレードなどもあります!
お次はスピーカーが取り付けられている鉄板、インナーパネルです。
最初に行うのは大きな穴の部分、サービスホールです。
サービスホールを先ほどと同じレアルシルトの青色で塞ぎます。
そして残りの鉄板部分をオーディオテクニカのブチル系制振材AT7450を張り付ければ
インナーパネルの制振も完了です!
今回のインナーパネル制振は インナーパネル 全面制振 スタンダードです。
この他にも、サービスホールのみの制振や、ハイグレードな全面制振などメニューがあります。
なんでインナーパネル制振は2種類の制振材を使うか疑問に思われました?
理由は主に2つありまして、
1つは素材ごとに持つ貼り付き特性です。
性能というよりは伸びにくさや硬さに違いがあるので
貼り付ける場所に得意、不得意がありますので、得意な場所に選んでいると2種類になるということと、
2つ目は素材ごとに持つ音の特性です。
樹脂系のレアルシルトとブチル系のAT7450では制振特性が若干違いますので
その違いで音にも違いが出ます。
ですのでバランスをとるためにも2種類使うことでお互いの良さを出すようにしています。
といった感じで代車のドアを制振いたしています。
これで軽自動車でもしっかり取り付けやドア制振をすると
いい音になるんですよ!みたいなデモンストレーションになればいいなぁと思ってます^_^