本日はトヨタ RAV4のスピーカー交換作業を紹介いたします。
今回はお車のスピーカーを交換したい。ということでご来店いただきました。
スピーカー交換ということでしたら実際に聴いていただきましょう!ということで当店の試聴ディスプレイに取り付けているスピーカーを実際に聴いていただき、スピーカーを選んでいただきました。
結果、選んでいただいたのはフランスのブランド ブラムのS165.80です。
それでは取り付け作業を行っていきます。
まずはドア内張を取り外したところです。
プリウス(50系)などと似た感じのドア内部となっていました。
スピーカーを近くで見るとこんな感じです。
当たり前かもしれませんがスピーカーもプリウスと同様な感じです。
スピーカーはリベットにて固定されていましたのでドリルで取り外し、スピーカーを取りました。
純正スピーカーを取り外したところに今度はオリジナルで製作したインナーバッフルを取り付けます。
リベットを取り外しているのでその穴を利用してボルトナットにて固定しました。
そしてスピーカーを取り付ける前にスピーカー周りに制振シートを貼り付けます。
ちなみに貼り付けているのはオーディオテクニカのブチル制振シートです。
スピーカー周りの制振が終わったところにブラムのS165.80のウーファーを取り付けです!
ブラムのスピーカーは全般的に奥行きが深いスピーカーが多いのですが、RAV4は取り付け可能な奥行きが深かったのでインナーバッフルでの取り付けができました。
これにてドアスピーカーの交換は完了ですので、
あとは内張を元どおり組み付けてドアの作業は完了です!
続いてツィーターの取り付けを行っていきます。
今回はツィーターの取り付け場所として純正位置をご希望でしたのでまずは純正ツィーターを取り外していきます。
ダッシュボード上のグリルを取り外すと純正ツィーター登場です。
せっかくですので取り外して純正ツィーターとブラムのツィーターを並べてみました。
ブラムのツィーターは小さい方ですが、純正ツィーターも同じくらい小型でした。
(純正ツィーターは取り付けスペースは広いのでもう少し大きなツィーターでも良さそうなんですけどね・・・)
先ほどの純正位置にブラムのツィーターと取り付けるために純正と同じ形状のプレートを作ってブラムのツィーターと組み合わせました。
あとは同じ形状ですので先ほど取り外した手順と逆手順で取り付ければ完成です1
あとは純正のグリルを元に戻して
ツィーターの取り付けも完成です!
ちなみに今回は付属のパッシブクロスオーバーはシート下へ取り付けさせていただきました。
これにてスピーカー交換作業は完了ですので最後に元々取り付けられていたサイバーナビを使って音質調整を行って納車させていただきました。
と言った感じで、本日はトヨタ RAV4のフロントスピーカー交換作業の紹介でした!
追伸。
RAV4はカロッツェリアの取り付け情報誌を見ると『フロントドアスピーカー等周辺の修理・取り外し・改造に対する警告があるため、フロントドアスピーカーの交換取り付けは推奨しません』となっています。
おそらく近頃のトヨタ車にあるドア内に気圧センサーを取り付けた影響ではないかと思います。
それでしたら交換後も異常が出たという話は聞いていません。というお話をさせていただき、交換後はドア周りの保証が受けれなくなる可能性があります。ということもお伝えさせていただいて、ご理解いただきましたので作業を行うこととなっています。
ということでRAV4のスピーカー交換をされる方はその辺も頭の片隅に入れておいてくださいね!