まだまだ昼間は暑い日が続いていますね!
そんな本日は、トヨタ 86 スピーカー交換作業を紹介したいと思います。
こちらのオーナー様は車を買ってから1年間くらいは純正スピーカーのままで乗ろうと決めておられたそうなのですが、スピーカー交換をするとどれくらい音が変わるものか下調べのつもりでご来店いただきました。
ということで、まずは試聴ディスプレイに常時取り付けているスピーカー10種と一時的に取り外しているスピーカー3種の合わせて13種類を聴き比べていただき、その中でスピーカー交換するならブラムの S165N45 かな!ということで下見をしていただきました。
後日、今度は普段よく聴いている音源で聴き直してS165N45で間違い無いのかを確認したい、とご来店いただき、今度は下見の時に気になっていたスピーカー4、5種に絞って聴き比べをしていただきました。
その結果、ブラムのS165N45で決定!となるのかと思いきや、意外にもブラックスのグラフィックシリーズに決定しました!
そしてお車購入から1年待つことなくスピーカー交換となりました!
ということで、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、86のスピーカー交換作業を行っていきたいと思います。
まずは内張りを外す前の状態です。
もちろんですが、純正そのままの状態です。
内張りを取り外すと純正スピーカーの登場です。
こちらのスピーカーをグラフィックのスピーカーに交換していきますから、まずは取り外します。
トヨタ車はスピーカーがリベットで固定されている車種もあるのですが、こちらはビス固定でした。
純正スピーカー取り外してからっぽの状態からスピーカー取り付けです。
まずはMDFで作ったオリジナルインナーバッフルを取り付けます。
インナーバッフルの固定は純正スピーカー取り付け穴を利用して、ボルトとナットでガチッと固定しております。
スピーカーホールの奥にチラッと見えてますが、この時にすでにスピーカーケーブルを延長しております。
今回はまずはスピーカー交換をしましょう!ということで取り付け内容は最小限にとどめておりますので、スピーカーケーブルは純正配線を利用し、長さが足りない分だけカナレの4S8を継いで延長しております。
今回はドア制振も吸音も無しですので、いきなりですがドアスピーカー取り付け完了です!
今回取り付けをするブラックスのグラフィックシリーズ ミッドバススピーカー GL6は左右で100,000円するなかなかの高級機ですが、シンプルな見た目をしているため、あまり高そうに見えないです^^;
でも音質は100,000円以上の価値がありますよ!
と言った感じであとは内張りを組み付ければドアスピーカー交換は完了です。
お次にツィーターの交換です。
純正のデザインを気に入っておられるということで、今回のツィーター取り付けは純正位置に取り付けとなってます。
ということで、まずはダッシュボード上に取り付けられている純正ツィーターとミッドレンジスピーカーにアクセスします。
ダッシュボード上のスピーカーグリルを取り外すとこのようにミッドレンジスピーカーが現れます。
ツィーターはミッドレンジの左側に取り付けられているのですが、グリル側についていますので、グリルを取り外すと車両に残るのはミッドレンジスピーカーのみです。
今回はミッドレンジスピーカーが取り付けられている場所にグラフィックシリーズのツィーター GL1を取り付けますので、まずはミッドレンジスピーカーを取り外します。
そしてミッドレンジスピーカー部分にツィーターを取り付けるためにアタッチメントプレートを作りました。
アタッチメントにGL1を取り付けるとこのようになります。
あとはツィーターをダッシュボード上に取り付けるだけです。
実際に取り付けるとこのようになります。
GL1はグリルを取り外すことができますので、グリルを取り外して取り付けています。
この上に86純正のグリルを取り付けますので、2重にグリルをつけなくていいですからね。
ちなみに、グラフィックシリーズにはパッシブネットワークの設定がありません。
ですのでパッシブネットワークをオリジナルで製作するか、デジタルクロスオーバー機能を使って鳴らすようになります。
今回はメインユニットがサイバーナビでしたのでサイバーナビをネットワークモードに切り替えて、ツィーター用のケーブルを1本追加して接続しております。
これにてスピーカー交換作業完成です!
ドアのミッドバススピーカーはインナーバッフルでの取り付けですので見た目は変わってません。
でもしっかりと音質は良くなってますよ!
ダッシュボード上のツィーターはグリルを取り付けると見た目は変わらないのですが、車外に出てガラス越しに真上から見るとシルバーフレームのツィーターが透けて見えます。
このさりげない感じが見た目を変えたくない方にとってはちょうどいいですよね!
最後にサイバーナビの音質調整機能を使ってスピーカーのクロスポイントやタイムアライメントなど合わせて、現状でのベストなバランスに整えて納車させていただきました!
今回はスピーカーを交換してサイバーナビをスタンダードモードからネットワークモードへ切り替えるといったシンプルな内容でしたが、純正スピーカー&スタンダードモードの時よりもとても音質向上しております!
カーオーディオはデッドニングやケーブル交換をしないと良い音にならない、何て言われる方もおられますが、スピーカー交換をするだけでも音が良くなることを実感できますので、まずは純正スピーカーからお気に入りのスピーカーに交換してみることからカーオーディオを始めてみませんか(^-^)
と言った感じで、
トヨタ 86 のスピーカー交換作業の紹介でした!
追伸
グラフィックシリーズスピーカーは外箱が木箱になっています。
これだけでも高級スピーカーで、良い音しそうな感じがしますよね!