この1週間は何かとバタバタとしておりましてブログが書けず、久しぶりになってしまいました^^;
そんな久しぶりの本日はトヨタ 86 のドア制振作業とスピーカーケーブル交換を行った作業を紹介いたします。
ということで早速作業に取り掛かります。
ドア内部の制振(デッドニング)の作業になりますので、当たり前ですがまずはドア内張りを取り外していきます。
内張りを取り外すとドアスピーカーが現れます。
ちなみに以前、ブラックスのブラフィックシリーズのスピーカーを取り付けさせていただきましたので、ドアスピーカーはグラフィックGL6がインナーバッフルで装着済みです。
今回のドア制振はアウターパネル、インナーパネル、内張りと3ヶ所ご依頼頂きましたので、先ほどのGL6は一旦取り外します。
スピーカーを取り外すとこのようになっております。
前回のスピーカー交換の際にはスピーカー交換のみでしたのでスピーカー裏側は純正のままとなっています。
そこにレアルシルトのハイグレード制振材『匠』を貼り付けます。
そしてその上に吸音と拡散効果のあるレアルシルト ディフュージョンを張り付ければ『アウターパネル部分制振ハイグレード』の完成です。
アウターパネルの制振が終わりましたので次にインナーパネルの制振を行っていきます。
今回のインナーパネル制振はいつものように写真ではなくて、タイムラプス動画にしてみました!
作業中の動画なんて面白くないかもしれませんけど^^;
『インナーパネル全面制振ミドル』をどのように行っているのかが動画になってますので興味がある方は見てくださいね(^-^)
ちなみに全面制振完成はこうなります。
今回は『全面制振ミドル』でしたのでサービスホール部分にはレアルシルト「匠」を貼り付け、残りの鉄板部分にはオーディオテクニカのAT7450を貼り付けております。
内張りを組み付けてしまえば見えなくなる部分ですが、全面制振をビシッと行うと見てて気持ちがいいです(笑)
これでインナーパネルの制振も終わりましたので最後に内張りを制振していきます。
内張り側も今回は動画にしてみました!
行った制振メニューは全面制振スタンダードです。
全面制振スタンダードは内張りの裏側が真っ青になる程オーディオテクニカのAT7450を貼り付けております。
完成はこのようになっています。
一部純正の吸音フェルトが付いていますので見えませんが、フェルトの下にも貼り付けていますのでほとんどが青い状態になりました。
これで今回ご依頼頂いたドア制振(デッドニング)作業は完成です!
あとは合わせてご依頼頂いたスピーカーケーブルの引き換えを行っていきます。
今回使用したスピーカーケーブルはオーディオテクニカのAT−RS150です。
こちらをフロント2Wayスピーカーそれぞれにサイバーナビから直接引き回していきます。
スピーカーケーブルを引き換える前はドアスピーカーは純正ケーブルを使い、ツィーターにはカナレを追加して引き回しておりましたが、今回の作業ですべてのスピーカーがオーディオ用の質の高いケーブルで接続できるようになります。
もちろんドア内部にスピーカーケーブルを通す時は純正のチューブの中を通しますのでケーブルが見えてしまうことはありませんし、防水性も安心です。
ツィーターはダッシュボード上の純正位置に取り付けております。
もちろんツィーターのスピーカーケーブルも交換しております。
(写真は交換前のカナレが写っています^^; )
これですべての作業が終わりましたので取り外していたパネルを元どおり組み付けて、サイバーナビに内蔵されている音質調整機能を使って音を整えてから納車させていただきました。
納車の際にどれだけ音質が変わったのか確認していただいたところ、オーナー様の想像を超える音質向上だったようで、ビックリ!そしてとても喜んでいただけました!
ドア制振、見えない部分な上に地味な作業ですので後回しにされがちですが、しっかりと行うとビックリするほどの効果があります。
まだやってないなぁ、という方はとてもオススメですよ(^-^)
と言った感じで、トヨタ 86のドア制振とスピーカーケーブル交換作業の紹介でした。