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本日は前回紹介したマークXの作業の続きになります。
前回はドアの作業を紹介させていただきましたので、次はピラー加工作業の紹介です。
ちなみに前回の作業紹介はこちら↓
https://tone4022.net/トヨタ-マークx-スピーカー交換とアウターバッフ/

それでは作業を紹介していきます。

トヨタマークXのAピラー

今回はAピラーを加工していきますのでまずは純正の状態ですね。
マークXはセダンということもありますので一番標準的なまっすぐなタイプのAピラーになります。
余談ですが、ミニバンとかになりますと下方が二股に別れているタイプのピラーになったりします。

トヨタマークXのAピラーをとりはずし

そして当たり前ですが取り外します。
ここから加工を始めていきますよ。

ハイレンジユニット取り付けリング

今回はカロッツェリアのハイレンジユニット、ツィーターとミッドレンジが同軸状に一体になったスピーカーを取り付けていきます。
ピラーを加工して形を作っていくのはパテを使うのですが、実際にスピーカーを取り付ける部分はMDFで作ったリングに行います。
ということでまずはそのリングをMDFを使って切り出します。

こちらのリングを実際に車両であてがいながら取り付け高さや角度を決めていきます。
この角度決めはどのようにやってるのですか?と質問をもらうことがありますが、目測で行なっております!

トヨタマークXのAピラーのパテ盛り

間の写真が少し抜けてしまいましたが^^;
角度が決まったらパテを盛り付けていきます。
ちなみに写真はパテを1回盛った後、荒削りをして足りなかった部分にさらにパテを盛り足した状態になります。
左右で微妙に色が違うのはパテに混ぜる硬化剤の量が左右で微妙に違ったからです。

トヨタマークXのAピラーのパテ盛り

先程の状態から形を整え、左右のバランスを取り終えてほぼ形が出来上がったところで実際に車両に取り付けて確認を行います。
外して削っている段階ではバッチリ仕上がっているつもりでも実際に車両に取り付けると思っていたラインと違ったラインになっていたり、取り付けてみないと見えないアラがあったりしますのでこの実車での確認は結構重要なポイントになります。

トヨタマークXのAピラーのパテ盛り

もちろん左側も取り付けて確認をしております。

トヨタマークXのAピラーのパテ盛り

実車での取り付け確認の際に見えてきた修正ポイントを直し終えたらパテを使った造形作業は完了です。

トヨタマークXのAピラーに仕上げ生地を貼り付け

形が出来上がればあとは仕上げに生地の貼り付けです。
今回はルーフがジャージ生地に近い素材でしたのでジャージ生地を近似色で貼り付けさせていただきました。

トヨタ マークX ハイレンジユニットをAワンオフ加工して取り付け

最後に車両に加工したピラーを取り付けて、カロッツェリアの『TS-HX900PRS』を取り付ければAピラー加工取り付け作業の完了です!
この造形作業は仕上がりの形に好みが出てくるかと思いますが、個人的には純正のラインに可能な限り馴染むように造形をするのが好きですので今回もできるだけ馴染むように制作させていただきました。

トヨタ マークX ハイレンジユニットをAワンオフ加工して取り付け

左側もしっかりと取り付け完了です。

と言った感じで今回のトヨタ マークXのオーディオ取り付け作業はAピラーをパテを使って造形加工し、カロッツェリアのハイレンジユニット『TS-HX900PRS』を取り付けた作業の紹介でした。

最後にちょっと雑談
パテを使った作業は削っている時に粉まみれになりますし、集中して作業してしまうのでどうしても写真の枚数が少なくなってしまいます^^;

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