本日はトヨタ プリウス のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はスピーカーを交換することで音が良くなるのなら交換してみない!ということでご来店いただきました。
スピーカー交換の場合にはまずはどのスピーカーを取り付けるのか選んでいただきますので、店内にてスピーカーを色々と聴き比べていただき、選んでいただきました。
ただ、最終的には実際に聴いて気に入っていただいたスピーカーの1グレード上のモデルをお選びいただきました。
それでは作業を紹介していきます。
まずは作業前の状態です。
まだお車新しいということでドア下部に保護シートが貼られている状態ですね。
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
こちらが今回交換していく純正スピーカーです。
よく見かけるトヨタ車純正スピーカー、といった感じです。
交換なのでまずはスピーカーを取り外します。
取り付け部がすっきりとしたところでここからは新しいスピーカーを取り付けるための作業を行なっていきます。
まずはスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けです。
今回は輸入スピーカーを取り付けていきますので樹脂製のインナーバッフルを採用しております。
インナーバッフルもこだわればオリジナルで制作したり金属製のものを採用する方法もありますが、やはりこだわる分金額は上がってしまいます。
その点、こちらのバッフルは良心的な価格なので総額を抑えての取り付けの際には良い選択肢となります。
次にスピーカー周りの制振を行います。
いつものオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けてしっかりと圧着しております。
スピーカー周りの制振まで終わったところでスピーカーの取り付けです。
今回はモレルの『MAXIMO ULTRA 602HE MK II 』をお選びいただきました。
当店にはマキシモ ウルトラ 602MK II が試聴機としてありますが、今回のスピーカーはそのスピーカーのちょっとグレードアップ版といった感じの位置付けになっています。
価格差は6,600円(税込)なので比較的手の出しやすい価格差かと思います。
スピーカーの取り付けが完了したところでドアでの作業は終わりになります。
なので仕上げに内張を元通りに組み付けて完成です。
ドアでの作業が終われば次はダッシュボード上になります。
今回はダッシュボード上にツィーターを取り付けていきます。
が、純正ツィーターをそのままにしていると一緒に鳴ってしまいますのでまずは純正ツィーターのスピーカーケーブルを抜いてしまいます。
ということでダッシュボードのカバーを取り外すと純正ツィーターの登場です。
プリウスはコーン型のツィーターが取り付けられています。
純正ツィーターの配線を抜いて鳴らなくした後は新しくモレルのツィーターを設置して完了です!
これにて今回ご依頼のスピーカー交換作業は全て完了致しましたので、
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えて完成です。
といった感じで本日は トヨタ プリウス のフロントスピーカーをモレルのスピーカーに交換させていただいた作業の紹介でした。