今日は先日ブラムのスピーカーへの交換作業を紹介したカローラフィールダーのプロセッサー取り付け、そして今回のオーディオ取り付け作業完成編の作業を紹介いたします。

まずは取り付けるプロセッサーです。
今回はイタリアのブランド、オーディソン プリマシリーズ ＡＰ４.９ｂｉｔ を取り付けていきます。

ということで、まずは電源の取り出しです。

こちらのカローラフィールダーはハイブリッド車ですので、バッテリーは後部座席の下にありました。
なので、後部座席を取り外してバッテリーへアクセスです。
プラス側から電源を取り出し、いつもならボディにマイナスを落とすのですが、バッテリーからプロセッサーまで距離が近いですし、車内にバッテリーがあるので、同時にマイナス側もバッテリーに直接返すように接続しました。
チラッと見えるのが安全のために必須アイテム、ヒューズです。
オーディオテクニカのＭＩＤＩタイプを取り付けております。

そしてかなりいきなりですが、プロセッサーを助手席下に取り付けました！
先日紹介したスピーカー交換の際にスピーカーケーブルをドア内部に通線しておりましたので そのスピーカーケーブルを接続し、あとはすでに取り付けられているナビゲーションからの音声信号をＲＣＡケーブルを使ってプロセッサーに接続です。
そして先ほどのバッテリーから取り出した電源とナビゲーションからリモート信号を接続したらプロセッサーの配線接続完了です。

シート下の真ん中にプロセッサーを取り付けたら見た目的にも綺麗だったのですが、意外とカローラフィールダーの助手席下が傾斜があったりとまっすぐな面が無い上に、おそらく純正ジャッキを収納するであろうスペースと爪があったため写真のように偏った位置になってしまいました。

助手席を取り付けた状態だとこんな感じです。
助手席ドアを開けてシート下を見るとチラッとプロセッサーが見える場所に取り付けています。

助手席を目一杯前に出して後部座席から覗くとこんな感じです。

さらにもともと取り付けられていたカバーを取り付けたらケーブルがほぼ見えなくなり、見えたとしてもすっきりとした見た目となっております。
純正マットにも干渉しない場所ですから、通常の使用では全く邪魔にならないと思います。

プロセッサー取り付けに関しましては作業途中の写真がほとんどないですが^^;
これにてスピーカー交換とプロセッサー取り付け完了です！

ドアのスピーカーはインナーバッフルで取り付けていますので内張り組み付け後は見た目の変化はありませんが、

ツィーターの方はＡピラーを加工して取り付けておりますので、それっぽく見た目が変わっております。
ちなみにブラム Ｓ１６５Ｎ４５のツィーターはとても小さいですので、そのまま取り付けるとちょっとかわいい感じになりそうでしたから、

黒いアクリルでリングを作って少しだけ外形を大きくしてみました！
大きくしたと言ってもまだまだ小さい部類だと思います。
これぐらいの大きさの方がＡピラーに取り付けた際に見た目のバランスがいいと思うんですよね！

そして最後に今回取り付けを行ったプロセッサーを使って音質調整をしたら全ての作業完成です！

ちなみに当店に来られた際にすでにカロッツェリアのサイバーナビが取り付けられている状態でした。
サイバーナビであればプロセッサーを取り付けなくてもフロント２Ｗａｙマルチ接続（１アンプ１スピーカー接続）が出来るのですが、そうするとリアスピーカーが鳴らせなくなってしまいます。
こちらのお車は後部座席にご家族が乗られることもよくあるそうですので、リアスピーカーが鳴らせないのはちょっと寂しくなってしまいますから、今回はフロントスピーカーはオーディソンのプロセッサーを使って鳴らして、リアスピーカーはサイバーナビの内蔵アンプで鳴らすようなシステムとしております。

と言った感じでカローラフィールダーのスピーカー交換とプロセッサー取り付け作業完成です！

今回のお車については取り付け内容を２回に分けて紹介したり、ちょっと変わったシステムとなってややこしいところもあるかもしれませんが、
スピーカー交換をして、プロセッサー取り付け、音質調整を行うことで音質がグッと良くなり、オーナー様には大変喜んでいただけました(^-^)

追伸
先日も少し紹介いたしましたユーチューバーデビュー（自称）した知人の『Ｓｏｕｈｅｉ』氏がプロセッサーをテーマにした動画を撮影したい！ということで、カローラフィールダーのオーナー様に許可を頂きまして動画を撮影させていただきました。

プロセッサーって聞いたことあるけど何？という方向けの解説動画となってます。
プロセッサーを取り付けるとどういうことができるようになって、どんなメリットがあるのかを簡単に解説していますので、プロセッサーって何だろ？という方はさらっと見てみてくださいね(^-^)
取り付け前後の比較音源もあるので、それだけでも面白いかと思いますよ！