本日はトヨタ カローラツーリング のツィーターとミッドレンジスピーカーそして外部アンプの交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのお車は配線作業などはオーナー様がされて、加工などの作業は他店にて行われているお車でした。
その状態から今回はＡピラー部分に加工取り付けされているツィーターとミッドレンジスピーカーの交換。
あとはトランクに取り付けられているアンプの交換をご依頼いただきました。

それでは作業を消化していきます。

まずはツィーターとミッドレンジの交換から行っていきます。
ということで作業前の状態です。
取り付けられていたスピーカーはフォーカル ユートピア（１つ前の型）でした。
すでにユートピアシリーズはモデルチェンジをしておりますが、この型のユートピアも良かったですねぇ！
特にツィーターが他にはない鳴り方で良かったです。

流石に車両に取り付けた状態では交換がやりにくいので一旦ピラーごと取り外します。

ミッドレンジユニットを取り外すと樹脂で固められたオリジナルチャンバーとなっておりました。

そして新しくカロッツェリアのツィーターとミッドレンジが同軸で一体となっている『ＴＳ－ＨＸ９００ＰＲＳ』を取り付けです！
サイズがギリギリアウトかもしれないなぁ、と心配しておりましたが、実際にはめてみるとピッタリサイズ！
ピラーを追加加工することなく取り付けができました。

ただ、樹脂で作られているチャンバーが一部干渉してしまいましたのでそこだけカットさせていただきました。

あとはピラーを車両に取り付けてツィーターとミッドレンジスピーカーの交換が完了です！

少し補足となりますが、今回は元々のツィーターはケーブルを外して鳴らないようにしております。
せっかくユートピアなのでハイレンジユニットのツィーターではなく、ユートピアの方を鳴らす選択肢もなくは無いのですが、取り付けられているグリルを外してみると、、、振動板がちょいちょい割れておりました^^;
いくら優秀なツィーターでも振動板が割れていては実力を発揮できないのでユートピアを鳴らす案は断念です。

ただ、取り外してしまうとかっこ悪くなるので、鳴らしはしませんが取り付けた状態とさせてもらっています。

お次はトランクのアンプ交換になります。

こちらが作業前の状態ですが、フロント３Ｗａｙスピーカーを鳴らすために４チャンネルアンプが２枚。
そして余っている２チャンネルとさらに小型２チャンネルアンプでリアスピーカーを。
あとはサブウーファーもありますのでそちら用のアンプが１枚と、なかなかの混み具合となっております。

今回は真ん中のステッグのアンプを交換していきます。

ということで交換完了です！
今回交換したアンプはヘリックスの『Ｃ－ＦＯＵＲ』になります。
ステッグよりも少しだけ横幅が広かったので、隣のステッグをちょっと動かしたり整理をして取り付けをさせていただきました。

そして最後にトランクのボードを乗せて完成です。
ボードとは言うものの、穴だらけでとても排熱性が高くなっていますね。
こちらはオーナー様が作られたのだそうです。
知らなかったのですが、こういった材料が売られているそうで、それをトランクボードのサイズに合わせてカットしてあるのだそうです。
見た目の好みは分かれそうですが、アンプにとっては快適なトランクになりますね！

ご依頼の作業が全て終わりましたので最後に音質調整をさせていただきました。
シート下にヘリックスの『ＤＳＰ－ＵＬＴＲＡ』が取り付けられていましたので、そちらを使いフロント３Ｗａｙ ＋ サブウーファーをメインに調整をさせていただきました。

と言った感じで本日はトヨタ カローラツーリング のＡピラーに取り付けられているツィーターとミッドレンジスピーカー交換。
トランクに取り付けられているアンプの交換作業を紹介させていただきました。

最後にちょっと雑談
近頃は外部アンプまで取り付けられる方が少なくなってきたように思います。
理由としてはＤＳＰ付きのアンプがあったり、外部アンプを取り付けるのにちょうど良いスペースがお車になかったり、と言ったところでは無いかと思います。
それでも外部アンプを取り付けたい！と言われる方はおられて、
そして当店では不思議とＣ－ＦＯＵＲをお選びいただくことが多いです。
約２０万円と決して安くないアンプですが、価格に見合った音質だと思いますし、場合によっては価格以上の音質を持っていますのでおすすめな外部アンプです。
気になった方は店内ディスプレイに試聴機がありますので聴き比べにお越しくださいね(^^)